2021年 4月 17日 (土)

菅首相は「ハードランディング」がお好き? 人脈から浮かぶ経済政策像

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竹中平蔵氏との関係

   安倍政権で「未来投資会議」メンバーなども務めた竹中平蔵パソナ会長も、菅氏が総務副大臣として竹中総務相に仕えた仲。その竹中氏は小泉純一郎政権の金融担当相として「不良債権処理」のハードランディング政策を推進。厳しい銀行検査で融資先を不良債権と認定し、貸倒引当金を積ませるという圧力をかけ、資本不足に陥った足利銀行などの地銀を破綻に追い込んだほか、大手行にも再編を迫り、三菱UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクに集約された。

   不良貸出先は「ゾンビ企業」と呼ばれ、大手でもダイエーやカネボウなどが破綻したが、融資先の中小企業も激しい「貸しはがし」で多くの倒産が発生した。竹中金融行政には不良債権問題を終わらせたと評価する声の一方、必要以上に中小企業を倒産させたとの批判も根強い。

   実は、この「ハードランディング」は、菅氏が師と仰ぐ故・梶山静六元官房長官の主張だった。1998年の参院選敗北で退陣表明した橋本龍太郎首相の後継に小渕恵三氏が就いた際、自民党総裁選で、「ハードランディング」を看板政策に掲げて小渕氏に対抗して立候補したのが梶山氏で、菅氏は梶山氏と行動を共にして小渕派を飛び出した。この梶山路線が、竹中氏によって後に実行された形だ。

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