2024年 4月 24日 (水)

東京五輪、豪メディアが「水質汚染」懸念 トライアスロン選手ら「悪臭」報告...2年前も問題に

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

19年には上限の2倍超の大腸菌

   東京五輪・パラリンピックのテスト大会を兼ねて行われた19年8月のパラトライアスロンのワールドカップ(W杯)では、大会会場のお台場海浜公園の水質悪化のためスイムが中止となった。水質検査では国際トライアスロン連合が定める上限の2倍を超えた大腸菌の数値が出たという。

   「news.com.au」によると、米国水泳コーチ協会の事務局長ジョン・レナード氏は19年に水質問題を提起し、細菌レベルの上昇による会場の変更を求めた。これに対し大腸菌のレベルはほとんどの日で「合意された制限」内にあるとして、会場の変更は除外されたという。

   トライアスロンは00年シドニー五輪から正式競技として採用され、スイム・バイク・ランの3つの種目を連続して行い、オーストラリアでは人気競技のひとつである。東京五輪では7月26日に男子、27日に女子が行われ、混合リレーが31日に行われる。

   大会直前の19日には開会式の音楽を担当していたミュージシャンの小山田圭吾氏が辞任。小山田氏は過去の雑誌インタビューでの「いじめ告白」が物議を醸していた。また、大会に参加する海外選手の新たな新型コロナウイルス感染者が後を絶たず混乱を招いている。様々な問題が浮上する東京五輪・パラリンピックは23日に開幕する。

1 2
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中