2024年 4月 23日 (火)

「後発薬ショック」で医療現場が未曾有の事態 「我々も限界」「薬局の信頼にかかわる」薬剤師が語る過酷な現状

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全ての出荷停止再開には2年程度見込む

   ドラッグストア内の調剤薬局に勤務する@Dgs_yakugoriさんは15日、取材に「処方見込みを立て、在庫量を把握しても医師が処方権を握っている」とし、厚労省からの要求は「薬局のみでは対応不可能」だと話す。また、病院の近くにある「門前薬局」とは違い、近くに病院がないドラッグストアでは「処方の見込みは立てようもない」と口にした。

   厚労省医政局経済課の担当者は、すべての出荷停止品目が出荷を再開するには2年程度を要する見込みだと話す。

   先の病院薬剤師は、薬価引き下げによる医療費の削減が「巡り巡って今回の問題を発生させたのではないか」として、国にこう訴える。

「どうか、お薬の価値を見直してください。そして、どんどん医療現場の声を聴いてください。現場の状況をもっと知っていただきたいです」

(J-CASTニュース記者 佐藤庄之介)

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