ワリエワ出場で「五輪精神は死んだ」 ドーピング裁定問題、平昌金メダリストが猛批判「スポーツ界の恥晒し」

「これはスポーツの恥さらしです」

   さらに、今回の問題で、ROCが金メダルを獲得したフィギュア団体のメダル授与式が見送られていることについても、銀の米国と銅の日本の名前を出しつつ、

「クリーンなアスリートからオリンピックの表彰式を盗むことは問題ないとお考えですか？」

と皮肉っている。

   そのほかデュハメル氏は、ワリエワ選手をめぐるCASの判断に憤る他のアスリートたちのツイートにも反応している。

   カナダの元体操選手でアテネ五輪の種目別ゆかの金メダリスト、カイル・シューフェルト氏は15日のツイッターで、次のように表彰式の見送りに強く反対している。

「団体戦や女子フィギュアスケートのメダル授与式がないことが、この場での最善の解決策だと誰が判断したのだろうか。これらの人物は、資格を剥奪され、二度と実行委員会の委員になることを禁じられるべきだ。この解決策は、間違った人たち全員を罰するものだ）」

   デュハメル氏は、こうしたシューフェルト氏の投稿に「This!! What a shame for sport.（これは！スポーツの恥さらしです）」と同意するリプライを送っている。