「次は限界を超えたパフォーマンスを」 日韓合同グループNIK、初の日本ツアーでファンに感謝
日韓合同のボーイズグループ「NIK」（ニック）がデビュー後初となる有観客ライブツアー「NIK LIVE TOUR 2022」を神奈川・大阪で開催する。初日の2022年5月27日は横浜・KT Zepp Yokohamaで2公演が行われ、ファンにパフォーマンスを披露した。
-
ライブツアー初日を迎えたNIKの10人(c)ARGS -
息の合ったフォーメーションダンスで会場を沸かせる（C）ARGS
入国制限でライブにも支障
「NIK」は日向さん・龍太さん・太一さん・瞭さん・史也さん・パク ハさん・ヒョンスさん・ユンソルさん・テフンさん・ゴンミンさん・コ ゴンさんからなる11人グループ。韓国のボーイズグループSUPERNOVAに所属するユナクさんがプロデュースしたグローバルアイドル育成プロジェクト「G-EGG」でオーディションを勝ち抜いた11人は20年8月にプロフィールが発表されたが、新型コロナウイルス感染症に伴う入国制限のため、日本メンバーと韓国メンバーが一堂に会する機会が限られていた。日韓のメンバー揃っての有観客ライブは2020年12月30・31日のZepp Tokyoが最初で最後で、21年7月のZepp DiverCityでのライブは韓国メンバーが韓国からのオンライン出演に。今回、4月末から韓国メンバーが来日し、日韓のメンバー合同での初のライブツアーが実現した（史也さんが欠席のため出演者は10人）。
日本でのメジャーデビュー曲「Universe」でライブは幕を開け、バラード曲「Stay」を韓国語で全員で歌唱するなど日韓合同らしいパフォーマンスを見せる。中盤にはダンス・ラップ・ボーカルの3パートに分かれて選抜メンバーがダンス・ラップといった特技を披露しファンを沸かせ、日本でレコーディングを終えたばかりの「ラテン系の遊ばれているような曲」（テフンさん）という新曲「La vida loca」も汗まみれになりながら踊りきるなど、アンコールも含めて合計13曲を披露。アンコールにはファンも総立ちになって場内を盛り上げた。
韓国メンバーは新大久保で連日ライブに出演
ライブツアーに先立つ4月29日から5月22日の間、韓国メンバーは東京・新大久保のK-Stage O！にてライブに出演し、24日間で合計36公演のスケジュールをこなしていた。
ライブ以外の活動も含めてMCでテフンさんが「1日も休みがなかった」と明かした来日以降のスケジュールだったが、スワンさんは「時間が足りなくて、もっと完璧な姿を見せたかったけど、次は限界を超えたパフォーマンスを皆に見せたい」と前向きに話していた。
韓国メンバーにとってはK-Stage O！でのライブと今回のライブツアーは20年12月以来の日本での有観客ライブになった。リーダーのゴンミンさんはアンコール前のMCで「一昨年のデビュー以来、NIKEE（ニキ、NIKファンの通称）の皆にあまり会えたことがなったけど、K-Stage O！でのライブが終わってからも会いたかったです。皆さんに会えてうれしくて、楽しかったです」とライブツアー開催への感謝の言葉をファンに向けて語った。5月30日には大阪・Zepp Nambaで2公演が行われる。
（J-CASTニュース編集部 大宮高史）
