秋山翔吾の広島入りで巨人に「Bクラス転落危機」 崩壊救援陣でCS争い勝ち抜けるのか

巨人・広島・阪神でCS争いか

   スポーツ紙記者は「巨人が逆転優勝を狙うのは現実的ではない」と指摘する。

「投打で比べるとヤクルトの方が上です。ここから11ゲーム差をひっくり返すには、ヤクルトが失速して巨人が大型連勝を重ねなければいけませんが、今の崩壊状態の救援陣で実現できるイメージがわかない。それより、広島、阪神とCS争いが現実的だと思います。広島は秋山翔吾が加入して攻守で大きな芯が入った。プラスアルファは大きいと思います。阪神も投手陣の安定感はヤクルトをしのぐほどです。春先は開幕ダッシュに失敗して最下位に低迷していましたが、打線が活発になって借金を最大16から4まで減らしている。巨人はこのままだとBクラスに転落する恐れもあります」

   野球は得点を取るスポーツだが、いかに失点を防ぐかが勝敗の重要なカギを握る。投手陣が苦しい状況でリーグワーストの49失策と守備陣も綻びが目立つ巨人。今後巻き返せるだろうか。（中町顕吾）