2024年 5月 7日 (火)

「どこに置いても大惨事」リアルすぎる食品サンプルが大反響 制作理由をメーカーに聞いたら...高い技術力の背景見えた

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

「つくりたいものをつくる」ことで技術向上

   広報担当者によれば、いわさきでは技術の向上や開発を目的に、1966年から社内コンクールを開催している。

「普段は飲食店のオーダーに忠実なものづくりを目指している製作技術者が『つくりたいものをつくる』ことを許される場として自由な発想のもと、持てる技術と経験のすべてを注ぎ込み、本物と区別のつかない超リアルな作品や、遊び心満載でユーモラスな『映える』作品など、毎回数々の名作を生み出してきました」

   この取り組みは、多くの新技術や表現方法の発見、新商品の開発につながったという。例年はグループ企業3社それぞれで開催しているが、今年は創業90周年を記念しグループ全体で開催。約100人の技術者が食品サンプルだからこそ伝えられるものを探求し、腕を競い合ったそうだ。インターネットでは好きな作品への投票を受け付けており、後日結果の発表を行う。

   いわさきは2016年10月に公式ツイッターを開設し、こうした取り組みを紹介し続けている。飲食店の販促ツールとして生まれた「食品サンプルそのもの」の魅力を発信していきたいという。

「当社のSNSは、食品サンプル自体にスポットを当て、美味しそうに再現する製作技術や、食品サンプルならではの楽しさを伝えたいという想いで発信しています。 食品サンプルは食べ物の形をしているので置き方、見せ方によっては、現実にはありえないシュールさやユニークな光景になります。私たちとっては、日頃見慣れてしまっている部分もあるのですが、一般の方にすごく感動していただきびっくりした!ということもよくあります」
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