2024年 5月 3日 (金)

示談応じようとしていた五ノ井里奈さん それを覆した相手側弁護士の一言【自衛隊性暴力問題】

「自衛隊全体がそういう人たちではないというのは本当に分かってほしい」

   「今回の防衛省の処分で自衛隊は変わると思いますか」という質問には、「私は変わると信じています」。その理由を次のように述べた。

「そう信じないと告発をした意味がないので...。今回告発した理由のひとつとしても、同じ女性隊員の方が、私のような被害に遭ってほしくないという思いで、告発を選んだので、変わってもらわないと困る。自衛隊全体がそういう人たちではないというのは本当に分かってほしい。中には本当に一生懸命働いている方々がたくさんいる」

   五ノ井さんは幼少期に柔道を始め、中学生の時には出身地の宮城県大会を制したこともある。今後については、今回の体験を伝える講演会や、柔道関係の活動に携わりたい考えだ。

「私の軸としては柔道があるので、柔道を通して、同じ被害に遭われた方と一緒に柔道をして、心も体も強くなれるように、そういう活動をしていきたい」

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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