俳優の木村拓哉さんが、2023年1月22日放送の「日曜日の初耳学」（MBS・TBS系）にゲスト出演し、自身の引退時期について考えを明かした。「こうなったら引退かなと思われていることはありますか？」番組では予備校講師の林修さんとジャニーズグループ「SexyZone」中島健人さんがインタビュアーとなって、木村さんの素顔に迫った。林さんが「こうなったら引退かなと思われていることはありますか？」と引退時期について尋ねると、木村さんは「いやぁ、もうだから...」と熟考した上で、「どの現場からも求められなくなったら、もういいんじゃないっすかね」と告白。林さんから「当分そういうことは考えられないですよ」と否定されると、「いや、わかんないですよ。何が起こるかわからないから」と謙虚に答える。また、中島さんから芸能界で長く活動をする上で、モチベーションを保つ秘訣を教えて欲しいと切り出すと、木村さんは「世の中的に言うと、視聴率や興行収入だったりとか、色んな数字に変換されがちじゃん。それが良い結果じゃなかった時に言いたい放題言ってくる人たちもいるけれども、それもひっくるめて（やりきる）覚悟というか。『やるからには』っていう」と回答。一緒に撮影してくれたスタッフや共演者たちが誇れる仕事をしたいと考えて臨んでいることを明かし、「やったあとは、『あー楽しかった』ってのがあれば、僕はそれでいいような気がしますけどね」と大事なのは数字よりも自分たちが納得できたかだとの持論を語るのだった。こうした木村さんの仕事論に対し、視聴者からはインターネット上で「木村さんの思いだったり素直な引き際だったりお話しを聞けたことが嬉しかったし良い学びになりました」「キムタクが人生論を語る歳になったのが感慨深い......いや、自分もそれだけ歳をとってる訳だけど仕事に必要なのは『覚悟』っていうの、私も今ならとてもよく分かる。私が20代の時なんて覚悟なんて感覚、全然無かった最近のキムタク、凄く良いな」「インタビューで、心に残ったこと。どんな仕事でも『やるからには...』仕事に対しての流儀、覚悟みたいなものを感じた。やはりトップを走れる人はブレない！ 凄いな。かっこいい」「いや初耳学のキムタクめちゃくちゃカッコよくて確信したね、なぜキムタクがカッコいいのか？内面がカッコいいから外見までカッコいいんだわ」などと反響があがっている。
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