2024年 4月 26日 (金)

「私の家は散らかっている」 現在3児の母...「こんまりメソッド」近藤麻理恵氏の発言が話題

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   掃除のカリスマとして知られ、アメリカを拠点に活動する片付けコンサルタントの「こんまり」こと近藤麻理恵氏(38)の発言が話題を呼んでいる。

   米大手紙の記事で、3人の子供を育てる中で掃除に対する考え方が変化したことが伝えられ、「私の家は散らかっている」「(片付けに)ちょっとあきらめがついた」などのコメントも取り上げられた。日本のネット上では「えー!?」「こんまりが『片付けを諦めた』って凄まじいな」などと驚きの声が広がった。

  • 近藤麻理恵氏(写真:つのだよしお/アフロ)
    近藤麻理恵氏(写真:つのだよしお/アフロ)
  • 近藤麻理恵氏(写真:つのだよしお/アフロ)

「いい意味で、ちょっとあきらめがつきました」

   近藤氏は、物が「ときめくかどうか」を基準に片付けをする「こんまりメソッド」の提唱者として知られる。10年に出版した著書「人生がときめく片づけの魔法」は世界各国で翻訳されベストセラーとなり、15年春には米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出。19年にはNetflixで自身が出演するリアリティー番組「KonMari 〜人生がときめく片づけの魔法〜」が配信されるなど、掃除のスペシャリストとして世界的な知名度を持つ。

   私生活では14年にプロデューサーの川原卓巳氏と結婚し、3児の母として子育て中の近藤氏。そんな現在の暮らしぶりについて、米大手紙のワシントンポストが現地時間2023年1月26日に取り上げた記事が話題を呼んでいる。

   「近藤麻理恵の人生は今、散らかっている―が、それでもいいのだ」(以下、編集部訳)と題した記事は、近藤氏が22年11月に出版した書籍「Marie Kondo's Kurashi at Home: How to Organize Your Space and Achieve Your Ideal Life」(日本語版は未発売)の内容などに触れたもの。近藤氏が21年に第3子を出産してからの変化について、こう記されている。

「近藤氏は3人目の子供を産んだ後、人生が大きく変化し、うわべの整理整頓は、生活ビジネスより後回しになったと言います。最近行われたメディア向けのウェビナーとバーチャル茶会では、通訳を介して『私の家は散らかっていますが、私の時間の使い方は、人生のこの時期、この段階の私にとって正しい方法なのです』と語りました」
「近藤氏は、多くの人にとって、完璧に整理整頓された空間は現実的ではないと言います。イベントでは『今まで、私は片付けのプロでしたから、常に家を片付けておくように頑張っていました』と語っていました。『自分にとっていい意味で、ちょっとあきらめがつきました。今、私にとって大切なのは、家で子供たちと楽しく過ごすことだと実感しています』」

「安心した」「こんまりさんでも諦めたなら仕方ない」

   片付けのスペシャリストの考え方の変化は、現地で驚きをもって受け止められたようだ。

   米経済メディアの「MarketWatch」は26日に「近藤麻理恵さんが3人の子供を産んでから片付けを『ちょっとあきらめた』ことを認める」という見出しで、ワシントンポストの記事内容を引用。「多くの親御さんが共感すると思うが、近藤さんは3人目のお子さんを出産後、手がいっぱいになり、以前のように片付けができなくなったと説明している」と伝えた。

   米エンタメ系メディアの「E! News」は29日、「近藤麻理恵が家の片づけを『ちょっと諦めた』理由」と題した記事で、同様にワシントンポストの記事について触れた。また同記事では過去の他メディアの報道も紹介。長女誕生時には娘のために「断捨離」を行ったものの、次女の誕生後は自分の片付けについて「より寛容になったと思う」と発言するなど、近藤氏の片付けに対する考え方の変化が書かれている。

   日本のSNS上でも近藤氏の発言が話題となり、「えー!?」「こんまりが『片付けを諦めた』って凄まじいな」「大変だ。こんまりさんもさすがに子ども3人で片付けを諦めたぞ」と驚きの声が続出。「育児って本当に大変」「子供3人いたら、片付かないよね」と近藤氏に同情する声や、「安心した」「こんまりさんでも諦めたなら仕方ない」などと安堵する声も聞かれた。

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