プロ野球ソフトバンクの和田毅投手（42）のインスタグラムに一部ファンから「誹謗中傷が酷い」などと心配のコメントが寄せられている。2024年1月16日昼時点で最新に当たる6日の投稿に、西武からフリーエージェント（FA）でソフトバンクに移籍した山川穂高内野手（32）の人的補償を巡る報道の騒動に関連した様々な意見が飛び交っている。山川の人的補償について、日刊スポーツ電子版が1月11日午前、西武が和田を獲得する方針を固めたと報じた。この一報がインターネットで拡散され球界に衝撃が走った。西武は同日午後に公式サイトで甲斐野央投手（27）を人的補償で獲得したことを発表した。「ファンは絶対和田選手を応援します」西武が甲斐野を人的補償に指名したことに関してインターネットで憶測が広がる中、日刊スポーツ電子版は正式発表後に記事を配信し、「（西武は）方針通りにソフトバンク側に和田で打診したが、反響の大きさなどを鑑み、両球団が話し合って急きょ方針を転換した」と、和田から甲斐野に変更した経緯を報じた。和田のインスタグラムには「ホークスにとって和田さんは必要な存在です」「ファンは絶対和田選手を応援します」「ホークスファンはみんな和田さんが大好きです。それだけはいつも忘れないでください」「和田君がゴネたみたいに言う人がいて心外」などの声が寄せられている他に、「フロントは事実を説明すべきだと思います」「甲斐野選手が可哀想すぎる」「ゴネ得だな」「晩節を汚しました」とのコメントもみられた。また一部ファンの心無い投稿に対して「誹謗中傷が酷い。顔も名前も出さない人のストレス発散の場になっています」「好き勝手に和田投手を批判するのを見るたびに心が焼かれます」などの声が寄せられた。スポーツ紙の報道によると、長崎県長崎市内で自主トレを行っている和田は15日に報道陣の取材に応じ、「いろいろな報道、記事が出ているみたいですけど自分としてはこの件に触れたくない思いと考えたくない思いが1番なので」などと語ったという。一方、静岡県静岡市内で自主トレを行っている甲斐野は「寂しさは大きいけれど、西武ライオンズさんの力になれるようにやるべきことをやっていきたい」との抱負を語ったという。
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