落語家の月亭方正さんが2024年6月16日に放送された「マルコポロリ！」（関西テレビ）に出演し、人気番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！」（日本テレビ系）にレギュラー出演が決まった経緯を明かした。「君ら、ガキの使いの前説やってるよね？」番組では、「吉本印天然素材来られる人だけ集めましたSP」と題し、元「雨上がり決死隊」蛍原徹さんや、「FUJIWARA」「へびいちご」、「バッファロー吾郎」竹若元博さんら、当時のメンバーが集結した。吉本印天然素材（天素）は1991年結成の、吉本興業所属の若手芸人によるユニット。多くの人気者を輩出した伝説的な存在で、絶大な人気を誇った。方正さんは、「天素」の初期メンバーとして短期間ながら活動。当時、現在は芸能界を引退している相方の軌保博光さんとのお笑いコンビ「TEAM-0（チームゼロ）」として、2人で参加していた。ちなみに、方正さんらが抜けたあとに「天素」の人気は加速していく。番組では、方正さんは当時の状況について、所属事務所「吉本興業」の現副社長と「吉本印天然素材」の総合演出の2人から、「TEAM-0が天素のリーダーになるのをとるか、『君ら、ガキの使いの前説やってるよね？』、ガキをとるか、どっちかにしてくれ」と選択を迫られたと告白。知られざる秘話に驚いた共演者から「即答したの？」と聞かれると、方正さんは「僕は即答しました」とし、「（方正さんは）天然素材。（相方の）軌保はガキの使い」と意見が割れてしまったと話す。「天素」選んだ方正さん「新しい完全な力になると思った」話し合いの結果、TEAM-0は「天素」から抜け、ガキの使いのレギュラーメンバーとして加入することに。「僕の意見ないです。軌保が強かったから」と、コンビ内のパワーバランスによって、軌保さんの意見を尊重する形になったと説明した。一方、「天素」を選ぼうとした方正さんは、その理由について「このメンバーがネタをやるんですよ。まあおもしろいの。雨（雨上がり決死隊）もすごいおもしろかったし、FUJIWARAとかも見たことのないようなコント。バッファローも『なんじゃこれ！』と思って」とし、「みんなどんどんどん面白くて、僕、新しい完全な力になると思った。あのとき」と、赤裸々に当時の心境を明かしていた。
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