大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属するムーキー・ベッツ内野手（32）が2025年3月23日、地元メディア「ドジャースインサイダー」（ウェブ版）の取材に対して、原因不明の胃腸炎に悩まされている現状を伝えた。ロバーツ監督は米開幕戦のベッツ欠場を示唆ベッツは、18日に東京ドームで行われた開幕シリーズに出場するため、チームに帯同。ところが、原因不明の胃腸炎で調整が遅れ開幕戦を欠場した。米メディアによると、日本滞在中に体調が回復せず、体重が激減したことにより、チーム本体よりも一足先に米国に緊急帰国したという。米国での開幕戦に合わせて調整を続けるも、帰国後も体調が回復することなく、体重は10キロほど減ったという。デーブ・ロバーツ監督（52）は、23日にメディアの取材に対応し、28日（日本時間）の開幕戦にベッツを欠場させることを示唆した。いまだ原因不明の胃腸炎に悩まされる日々が続くベッツ。来日から帰国するまでの間に何が起こったのか。ベッツは「ドジャースインサイダー」の取材に対して、日本に向かう飛行機の中での出来事を、次のように語った。「飛行機での移動は残酷だった」「飛行機での移動は残酷だった。あれは、私が今まで経験した最悪の飛行機の旅のひとつだった。東京に着いてから、1度だけ体を動かした。本当にひどい旅だったよ」同メディアによると、ベッツは東京でほとんど食べ物を口にすることができず、その影響で日本滞在中に、体重が7キロほど減ったという。東京シリーズで2連勝を飾ったチームは、28日にホームのドジャースタジアムで、デトロイト・タイガースを相手に米国での開幕戦に臨む。いまなお胃腸炎による体調不良にあるベッツは、「プレーしたいんだ。座っているのも疲れたし、吐くのも疲れた。ただ本当にプレーしたいだけなんだ」と、早期復帰へ悲壮な思いを語ったという。
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