「何で自分がやってきたことなのに、他人には言えるの?笑」
小沢氏の投稿をめぐっては、「パフォーマンスに余念がなさすぎて。話をしたいなら、SNSじゃなくて直接電話でいいですよね」「国務大臣が、呼びつける。恫喝と取られても仕様がないですね」などと共感の意を示す投稿もある。
その一方で、「え、では貴方も小泉さんに直接電話するなりしてその旨を注意して差し上げればどうですか?? わざわざ晒し者にせずとも」「ブーメラン大会会場はここですか?」「毎回思うんだけど、何で自分がやってきたことなのに、他人には言えるの?笑」といったツッコミも相次いだ。
小沢氏の発言に「ブーメラン」との声が寄せられる背景には、自身の過去のエピソードの影響もある。
1991年、自民党幹事長を辞任した小沢氏が、経世会(竹下派)の会長代行に就任した直後のことだ。海部俊樹内閣の総辞職を受け、宮沢喜一氏、渡辺美智雄氏、三塚博氏の三氏が後継の総裁選に名乗りを上げる中、小沢氏は3人を個別に呼び出し、永田町の自らの事務所で個別に会談を行った。各会談は報道陣にも部分的に公開された。
60~70代の有力政治家を当時49歳の小沢氏が「査定」するかのような構図になったことで、「面接」「口頭試問」といった見出しが新聞各紙を飾り、話題を集めた。
直接電話をすればいいものを、わざわざ公然とSNS上で晒し者にする。これではまるで権力者によるあからさまな脅しではないか?大臣としてあまりに品位に欠けるのではないか? https://t.co/dKyqoUL40S
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) July 1, 2025