「韓国のイチロー」イ・ジョンフ、打撃不振で「存在感ゼロ」...地元メディア酷評「打率、OPS下落で危うい状況」

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父は元中日ドラゴンズのイ・ジョンボム

   6月に入っても調子が上がらず、6月の月間打率は.143。7月に入り、一時調子が上がりかけたが、再び下降線を描き、直近5試合の打率は.190にまで落ち込んだ。

   イは元中日ドラゴンズのイ・ジョンボム氏(54)を父に持つサラブレッドで、その打撃センスから「韓国のイチロー」との異名をとる。

   韓国プロ野球(KBO)時代は、2度の首位打者に輝き、21年シーズンは驚異の打率.360を記録。抜群のバットコントロールを誇り、7年通算1181安打をマークし、22年シーズンは、最多安打と打点王のタイトルを獲得した。

   23年オフにポスティングシステムを利用してジャイアンツに移籍するも、24年シーズン序盤の5月に左肩を負傷し、そのままシーズンを棒に振った。24年は37試合の出場にとどまり、今シーズンが事実上の「大リーグ1年目」となる。

   今シーズンからロサンゼルス・ドジャースでプレーするキム・ヘソン内野手(26)とは、KBO時代のチームメイトであり、両選手のプレーは韓国国内で注目を浴びている。

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