10万円以下?格安MacBookの噂 モバイル向けSoCの活用で実現なるか...どんな使い勝手に?

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   現在、日本で購入できるMacBook Air13インチモデルの最安値は16万4800円。そうしたなか、「10万円以下のMacBook」の噂がある。それは、iPhoneで使うモバイル向けSoC(CPU)をそのままノートPCに活用することで実現しようという発想である。だが、そうしたノートPCは、本当に実用程度のレベルを保てるのだろうか。

  • 10万円以下?格安MacBookの噂(写真はイメージ)
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モバイル向けSoCを活用した格安ノートPC

   iPhone 16シリーズに搭載されているモバイル向けSoC(CPU)の「Apple A18 Pro」は、現時点で最新のチップセットである。

   モバイル向けSoCは、スマホやタブレットなどをより快適に動作させるための省電力性能が求められている。その分だけ処理能力はPC向けチップセットよりも劣ってしまうのだが、一方で最近のモバイル向けSoC、特にハイエンド製品はそのままノートPCに組み込んでも実用十分なパフォーマンスを発揮する。

   たとえば、GoogleのChrome OSを組み込んでいるChromebookでは、すでにこのような製品がいくつも登場している。なかにはミドルレンジ以下のSoCを搭載したChromebookもあるが、Chrome OSはそもそも「低性能のノートPCでも快適に稼働するOS」という側面がある。そのため販売価格も5万円以下、なかには2万円台で販売されている製品も存在する。

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