脱線事故で一部運休の田園都市線、「遅延証明書」に衝撃 「初めて見た」「とにかくヤバいって感じが」

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   東急田園都市線では2025年10月6日、5日に梶が谷駅構内で発生した電車の衝突・脱線事故の影響で、渋谷駅から鷺沼間が始発から0時頃まで運休となった。SNSでは、この日利用者に配布された「遅延証明書」の表記が注目を集め、「えらいことに」「初めて見た」など衝撃を受ける反響が寄せられている。

  • 25年10月6日の田園都市線・渋谷駅ホームの様子
    25年10月6日の田園都市線・渋谷駅ホームの様子
  • 25年10月6日に渋谷駅で配布された遅延証明書
    25年10月6日に渋谷駅で配布された遅延証明書
  • 25年10月6日の田園都市線・渋谷駅ホームの様子
  • 25年10月6日に渋谷駅で配布された遅延証明書

「遅延証明書にもカンストってあるんだなww」

   この日、渋谷駅で配布された遅延証明書の「遅延時分」の欄には、「約999分」と記載されていた。配布時点では運転は再開されておらず、運輸安全委員会の調査が同日中に終了することは難しいとも報じられていたことから、表示できる最大値を示したとみられる。

   Xでは、この数字の大きさに注目が集まり、「田園都市線の遅延証明書がえらいことに。脅威の999分」「こんな遅延証初めて見た」「遅延証明書にもカンストってあるんだなww」「とにかくヤバいって感じが滲み出てる」といった声が寄せられている。

   なお、ウェブサイトで取得できる遅延証明書には、「最大遅延:100分以上」と記載されている。

   J-CASTニュースは7日、東急電鉄に正確な遅延時間を尋ねたが、始発から運休していたため遅延時間としての集計はしていないとした。

   東急によると、10月5日23時4分に田園都市線の運転を見合わせ。6日未明の2時10分頃から下り線で運転を再開、上り線ではそのまま運転を見合わせた。翌6日、田園都市線の渋谷駅から鷺沼間、大井町線の二子玉川駅から溝の口駅間を始発から運休。7日0時頃に全線で運転を再開し、朝は始発から通常通り運行した。運休本数は2日間合計で1107本、影響人数は65万2100人という。

   東急は7日に記者会見で、本来であれば赤(停止)信号を出さなければならない状況で青信号がでており、信号システムに問題があったと説明した。

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