「支持率下げてやる」発言に「こういう気持ちでやってるなら残念」 たかまつなな氏、「業界全体の信頼」への影響懸念

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   元NHK職員で現在は「時事YouTuber」として活躍するたかまつななさんが2025年10月8日にXで、自民党の高市早苗総裁の取材待機中にメディア関係者が「支持率下げてやる」などと発言した問題をめぐり、「これは、本当にひどい」と落胆の声を上げた。

   なお、9日に時事通信は公式サイトで、この発言をしたのは同社の男性カメラマンであったことを認め、厳重注意したと発表している。

  • たかまつななさんのインスタグラム(@takamatsunana)より
    たかまつななさんのインスタグラム(@takamatsunana)より
  • 時事通信社の公式サイトより
    時事通信社の公式サイトより
  • 自民党の高市早苗総裁
    自民党の高市早苗総裁
  • たかまつななさんのインスタグラム(@takamatsunana)より
  • 時事通信社の公式サイトより
  • 自民党の高市早苗総裁

「頑張ってるマスコミの人たちにも影響を及ぼす」

   問題となったのは、7日の高市氏と公明党の斉藤鉄夫代表との会談後、高市氏の会見の様子を配信したYouTube動画だ。取材陣が高市氏を待つ時間、「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねえぞ」といったメディア関係者の雑談の声が拾われていた。YouTube動画のこの部分はすでにカットされているが、SNSでこの部分が拡散され、批判の声が相次いだ。

   たかまつさんはこの問題についてXで、「これは、本当にひどい」と批判。「頑張ってるマスコミの人たちにも影響を及ぼすし、業界全体の信頼をなくしてしまう」と指摘した。

   続けて、「こういう気持ちでやってるなら残念」と落胆の心境を伝えた。

   9日に時事通信社が、この発言をしたのは同社の男性カメラマンだったと認め、厳重注意をしたと発表。斎藤大社長室長による「自民党をはじめ、関係者の方に不快感を抱かせ、ご迷惑をおかけしたことをおわびします。報道機関としての中立性、公正性が疑われることのないよう社員の指導を徹底します」と、謝罪のコメントも掲載された。

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