日本郵便(東京都千代田区)は2025年11月5日、全国的なクマの出没や被害を受け、状況により「一時的に集配業務(集荷・取集・配達)を見合わせる可能性」があると発表した。実際に、6日正午時点で、秋田県内の一部地域で配達を見合わせているという。「お客さまの敷地内への駐車」お願いする場合も日本郵便は公式サイトで、「社員の安全を守るため」として、次のような状況のもとでは「一時的に集配業務(集荷・取集・配達)を見合わせる可能性がございます」と発表した。「・クマの出没が確認され、自治体や警察等から立ち入り規制等の指示があった場合・クマを目撃した場合等、集配業務の継続が困難と判断した場合」近隣にクマが出没している地域については「夕方以降(原則として17時以降)の二輪車による配達業務を見合わせます」とした。そのため、郵便物・ゆうパック等の配達に遅れが生じる場合があるとした。また、配達の際にクマとの遭遇が懸念される場合には、「安全対策のため、お客さまの敷地内への駐車を郵便局からお願いする場合がございます」として協力を呼びかけた。窓口業務についても、クマの出没状況により一時的に見合わせる場合があるという。日本郵便は、「お客さまにはご不便をお掛けいたしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」と理解を呼びかけている。6日にJ-CASTニュースの取材に応じた日本郵便広報宣伝部の担当者は、6日正午時点では、「秋田県内の一部地域で配達を見合わせています」とした。
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