東京都水道局が2025年11月14日、東京都江東区の集合住宅でも水道メーター計9個が盗まれたと発表した。被害総額は計3万9690円。同局は12日にも、墨田区で計54個が盗難されたと報告していた。報道で不安を感じた住民が確認→盗難発覚14日の発表によると、水道メーターの報道を見た住民が心配になり、自身が住む集合住宅の空き家の水道メーターを確認すると、3個がなくなっていることが分かり、通報。水道局が関係者への確認および現場調査を行った結果、新たに6個がないことが発覚した。同局は城東警察署に被害届を提出。捜査・巡回の強化を依頼した。金属部分を含む水道メーターが売却される可能性があるとして、日本鉄リサイクル工業会と非鉄金属リサイクル全国連合会に情報提供したという。同局は防犯対策として、管理会社と連携し、取り外し可能な水道メーターについては順次撤去するとも発表。また、同局のアプリや公式Xアカウント、巡回広報車で注意喚起するとしている。東京都では過去にも同様の被害が発生している。23年12月6日の発表では、足立区内で計20個が盗まれた。また同年11月10日の発表では、練馬区内で計64個が盗難被害に遭っている。
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