プレッシャーをかけに来ている
この国家的プロジェクトに対して中国側に不穏な動きがあるという。2011年に日本がレアアース泥を発見し、すぐに中国が南鳥島周辺の公海でレアアース調査を開始したが、2025年6月には中国の空母が周辺海域で活動するなどしており、政府も神経をとがらせている。
この動きに意見を求められたキヤノングローバル戦略研究所上席研究員の峯村健司さんは,
「邪魔です、中国が邪魔しに来ています。空母の航路を見てもかなり南鳥島を意識している。ある意味プレッシャーをかけている」
と解説した。
今後懸念される点として「中国の日本に対する制裁が強まってくれば、このプロジェクトに参画している企業に対する制裁、脅しとかを強化し、経済的、軍事的に邪魔してくる可能性がある。中国としては(南鳥島は)一番面倒くさい存在。自分たちが独占しているものが一気に崩れるわけですから。日本は国をあげてここを守らなければいけないし、どう(南鳥島のレアアース泥を)実用化に向けてスピードアップさせるか」と今後のプロジェクトの進展に期待を寄せる。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)