「外国人への着物無料レンタル」と広がる誤解 東京・豊島区、新宿区で行われる成人式和服着付けサービス

目的の一つは、区内の染色事業者の着物を宣伝したい

   新宿区の場合は、区内で盛んな染色事業支援の目的がある。区内の事業者が作った晴れ着を提供しようという企画で、対象は若干名である。

   どちらも、「外国人に高価な着物を提供する」というものではない。

   この事業に対しても、ネット上では外国人を特別扱いにしているとの趣旨の投稿が広がっていた。

「成人式のニュースを見て泣いた。外国人は着物無料、日本人で金銭的に余裕のない方は着られない 泣いた クソが 着物着て笑顔の外国人にこんなに苛つくとは」
「着物の冒涜だ・・・しかも外国人には着付け着物無料貸し出し」
「外国人ファーストかよ!新宿区と豊島区は日本人を除く外国人の方々に着物無料。この金はどこから?悲しいかな、日本人の娘に知らんふり」

   多くの投稿がこの調子だが、中には、「トンチンカンなコメント多いな。生活困窮者にも無料だし外国人も留学生が対象」という指摘コメントもある。

   豊島区によると、25年には10万以上の閲覧記録がある動画もあったという。先に紹介した小池都知事の写真を付けた投稿には1万以上の「いいね」が付いている。

   豊島、新宿両区には電話とメールで「抗議」が来ているという。説明して納得する人もいるが、文句を言い続ける人もいるという。

(リサーチ班)

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