腰掛けようとした側もケガや感染症のリスク
今回の行為は、この「加害行為」に該当するのだろうか。
奈良県庁奈良公園室の担当者は3日、J-CASTニュースの取材に応じ、拡散されている動画は把握していると明かした。
条例で禁止されている「加害行為」に該当する可能性はゼロではないものの、動画の内容だけでは「即座に加害行為と断ずるには判断が難しい」とした。
一方で、動画の行為が事実であれば、「非常に不適切なのは間違いない」とする。女性がシカを傷つける意図を持っていたかは不明だが、「こうしたことをすると動物が傷つく可能性があるということは、もう少しきちんと認識いただかないといけないなと思います」と話した。
また担当者は、シカに腰掛けようとしていた女性側がけがをする可能性や、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)などマダニが媒介する病気への感染の危険性なども指摘。
「直接接触はやめていただきたいというところから、我々も啓発を強化しております。触るどころか腰掛けるというのは、不適切と言わざるを得ない」と話し、今後も啓発の強化やパトロールでの声掛けを実施していくとした。