朝の寝坊、「サボり」や「怠け」ではないかもしれない みりちゃむを悩ませた起立性調節障害とは何か

   朝起きられないからと言って「サボり」「怠け」とひとくくりに判断されがちな症状、起立性調節障害について2026年6月5日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)に出演したタレントのみりちゃむさん(23)が自身の体験をまじえてその実態を語った。

  • 起立性調節障害の実態とは(画像はイメージ)
    起立性調節障害の実態とは(画像はイメージ)
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小学生の約5%、中学生の約10%

   番組は起立性調節障害の専門医で昭和医科大学教授の田中大介さんのコメントを紹介。「小学生の約5%、中学生の約10%が起立性調節障害にかかっていると言われている」。起立性調節障害とは、成長期の急激な体の変化に自律神経の発達が追いつかず体調不良になる病気のこと。普通は起き上がった時に自律神経の働きで血液が全身に行き渡るのに対して、起立性調節障害の人の場合は自律神経の働きが悪く血液が行き渡らないので頭痛やめまいなどを起こしてしまう。田中さんは「暑さがきっかけで発症するお子さんもいるので注意が必要だ」と話す。

   ゲストのみりちゃむさんは、中学生の時に起立性調節障害を発症した。「親に『怠けてる』と思われていたし、当時の部活の顧問にも『怠けてる』と言われたことがある」と振り返る。カンニング竹山さんは「仕事で勉強する機会があって調べたことがある。そこで、こういう病気があることを知った。思春期が一番多かったりとか。受け取る方が誤解しないようにちゃんと知っておかないと、障害が出た人にとっては生きづらくなる。昔は全部サボりだと片付けられていたけど」と話す。

大人になっても続くケースも

   みりちゃむさんは「私は特に吐き気の症状が出た。朝起きると大体吐き気と頭痛。それと、立ち上がった時にめまいがしたり、たちくらみがしたりという症状が出た」。田中さんは「午前中に起きるときに、交感神経という血圧をあげる神経が普通は働きはじめるがそれがなかなか働きにくいのがこの疾患。今、みりちゃむさんが言った吐き気は、自律神経の機能が落ちていると消化器、腸の動きとかそういうところも妨げになってしまうので、寝ていても気持ちが悪いとかめまいにつながるようなことがある」という。発症のピークは中学生だが大人になっても続くケースもあるという。朝の体調も見極めが必要だ。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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