ブラジルメディア「ESTADAO」(ウェブ版)が、サッカー日本代表を「厄介な相手」と評した。
「堂安律が日本のカギを握っている」
ワールドカップ(W杯)北中米大会グループF第3節が、26日(日本時間)に米ダラス・スタジアムで行われ、日本代表(FIFAランキング18位)が、スウェーデン代表(同38位)に1-1で引き分けた。
前半を0-0で折り返した日本は、後半11分にMF堂安律(28)からパスを受けたMF前田大然(28)がゴールを決めて先制した。
グループリーグ1位通過を確実にするには、大量点での勝利が必要な中、後半17分、FWアンソニー・エランガ(24)にゴールを奪われ同点に追いつかれた。
日本は後半21分に、FW小川航基(28)とMF伊東純也(33)を投入。2点目を取りに行く姿勢を見せたが得点できず、グループF2位通過が確定した。30日に行われる決勝トーナメント1回戦で、グループC首位のブラジル(FIFAランキング6位)と対戦する。
日本との対戦が決定したブラジル。サッカー王国のメディアは、今大会の日本をどのように評価しているのか。
現地メディア「ESTADAO」は「日本はスウェーデンと引き分け、ワールドカップでブラジルにとって厄介な存在になり得ることを示した」とのタイトルで記事を展開した。
記事では「日本は戦術的に規律正しく、ワールドカップのどの試合でも同じスタメンを組んでいないにもかかわらず、選手たちの連携は良好だ。個々の才能が際立っていることも事実である。その筆頭が、28歳の堂安律だ。彼がカギを握っている。ドリブルに長けるだけでなく、日本の攻撃の司令塔としても機能している」と分析、こう続けた。
「日本がボールを保持した際、堂安がさらなる脅威もたらした」
「堂安は通常、右サイドのワイドポジションで起用されるため、ブラジル代表で安定したパフォーマンスを見せているドウグラス・サントスにとって、その安定性が試されることになるだろう。堂安が時折サイドを逆転すると、日本は彼に追随して攻撃を仕掛ける。前田大然のゴールをアシストしたのも彼だった。日本がボールを保持した際、堂安律がさらなる脅威をもたらした」
グループCのブラジルは、14日の第1節でモロッコ代表(FIFAランキング7位)と1-1で引き分けると、第2節(20日)でハイチ代表(同83位)を3-0で破った。25日に行われた第3節で、スコットランド代表(同42位)を3-0で下し2勝1分けで1位通過を決めた。
日本とブラジルの通算対戦成績は、日本の1勝2分け11敗。日本は、25年10月の「キリンチャレンジカップ2025」で、ブラジルに3-2の歴史的勝利を飾った。