カフェでの「授乳ケープ」論争 カフェチェーンに規定など見解を聞くと タリーズ、ドトール「制限設けず」

   カフェでの「授乳ケープ」の使用を巡り、SNS上で議論が拡大している。発端は2026年6月中旬、カフェでケープを使って授乳した際に注意を受けたという体験談だった。J-CASTニュースは、大手カフェチェーンに対し、店内での授乳ケープ使用について見解を尋ねた。

  • カフェでの授乳ケープを巡り賛否両論(写真はイメージ)
    カフェでの授乳ケープを巡り賛否両論(写真はイメージ)
  • 雪印ビーンスタークの公式Xアカウント(@beanstalk_baby)より
    雪印ビーンスタークの公式Xアカウント(@beanstalk_baby)より
  • カフェでの授乳ケープを巡り賛否両論(写真はイメージ)
  • 雪印ビーンスタークの公式Xアカウント(@beanstalk_baby)より

カフェでの授乳ケープを巡り賛否両論

   投稿があったのは6月16日。投稿者はカフェでの出来事を明かしたうえで、飲食店などでケープを使って授乳する場合、事前の確認が必要なのかどうか疑問を投げかけていた。なお具体的な店舗名は明らかになっていない。

   この投稿に対し、「注意する方がおかしい」「ケープ使ってるなら十分配慮してる」などと擁護する声が上がった一方、「気まずい」「さすがにマナー違反かな」などとネガティブな声も上がった。その後もSNS上で議論が拡大している。

   こうした中、育児関連商品を製造・販売する雪印ビーンスタークの公式Xアカウントが22日、カフェでの授乳ケープに対する考えを示し、「いつどこで欲しがるか予想できない赤ちゃんの『授乳ニーズ』にこたえる大切なツール」だと呼びかけ、共感の声が寄せられた。

タリーズとドトールの見解は?

   J-CASTニュースは6月下旬、カフェチェーンに対し、(1)店内での授乳ケープの使用に関する方針や規定、制限の有無(2)授乳ケープの使用に対する見解(3)使用時に事前の確認が必要かどうか――の3点をメールで取材した。

   タリーズコーヒーの広報グループは取材に対し、「ケープの使用を制限するといったルールは設けておりません」と回答した。「全てのお客様に心地よくお過ごし頂きたい」としつつも、店舗での行為に制限を設ける基準は「客観的に見て周囲の皆様への著しい迷惑となる行為」や「店舗の運営に支障をきたす行為」だと説明。また、次のようにコメントした。

「さまざまな価値観をお持ちのお客様が同じ空間でお過ごしになる以上、すべてのお客様にとって完全にご満足いただける環境づくりは非常に難しい課題ではございますが、お客様同士の相互のご理解とご配慮をお願いするとともに、私どもといたしましても、皆様が快適にお過ごしいただける環境づくりに引き続き努めてまいります」

   ドトールコーヒーの広報課は、「お客様の店舗利用目的や方法に関して、チェーンとして統一の制限等は設けておりません」と回答。一方で、「混雑時の長時間利用や、大声で会議をしているなど、他のお客様のご迷惑になる場合はお声がけさせていただくこともございます」と説明した。

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