中国の新しい「民族団結進歩促進法」、外国人も処罰の対象という恐ろしい威嚇効果

「施行されると、見せしめ的に摘発されることがある」

   今回の日本人拘束も新しい法律に違反すれば、このようになるぞという警告の意味があるのではないかと番組は説明した。興梠さんは「法律が施行されると、見せしめ的に摘発されることがあるので、それが威嚇効果になる。前よりは(批判的な言動が)控えめになるというか慎重になるというのを中国側は狙っている」と言う。

   コメンテーターで弁護士の菊間千乃さんは「今回の法律は中国の統一団結に関してなので、台湾の独立を支持するようなことや、ウイグル自治区とかチベットの問題について発信した日本人が日本にいる場合は拘束されることはないが、中国に行ったりとか、トランジットで中国に入ったりした場合に拘束される可能性はある」と話した。

   何より怖いのは基準が明確でなく、当局の判断にゆだねられていることだ。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

1 2
姉妹サイト