サッカーのブラジル代表FWマテウス・クーニャ(27)による、日本代表FW塩貝健人(21)への「挑発行為」が、インターネット上で波紋を広げている。
塩貝「(ブラジルは)昔は強かったけど、今はどうなんでしょうね」
ワールドカップ(W杯)北中米大会の決勝トーナメント1回戦が2026年6月30日(日本時間)、米ヒューストン・スタジアムで行われ、日本代表(FIFAランキング18位)が、ブラジル代表(同6位)に1-2の逆転負けを喫した。
日本は前半29分、MF佐野海舟(25)がドリブルで中央に持ち上がり、右足を振り抜き先制のゴールを奪った。数少ないチャンスをものにした日本は、ブラジルの圧力に屈せず前半を1-0で折り返した。
後半に入ると、ブラジルの猛攻が続き、後半11分に同点とされると、後半終了間際に逆転を許した。結局、これが決勝点となり、日本が決勝トーナメント1回戦で姿を消した。
劇的な逆転勝利を飾ったブラジル。この試合直後にクーニャが「挑発行為」を行った。
クーニャは手を広げ、数字の「5」を示すジェスチャーをし、ブラジルがW杯で5度優勝していることを示した。
ブラジルメディア「ge」(ウェブ版)によると、クーニャは試合後、「ミームになるつもりはなかった。挑発したかったんだ」と、自身の行為を「挑発」と認めたという。
発端となったのは、試合前の塩貝の発言だ。塩貝はブラジルについて「昔は強かったけど、今はどうなんでしょうね」とコメントし、これがブラジル代表選手に伝わったようだ。
クーニャは、「挑発」した理由について、こう語ったという。
「5回優勝する国だからこそ負けれないプライドがあるんでしょ」
「僕たちはこのユニフォームがどれほど歴史的なものか、そしてこれを着るためにどれほど奮闘してきたかを肌で感じ、知っている。だから、ブラジル人ですらない人間に僕たちのことを語られるのは、なおさら腹が立つ。僕たちが、自分たちのことを話す分にはまだ許せるが、外部の人間が口を出すとなれば、僕たちは心を閉ざして、誰とでも戦ってしまうんだ」
クーニャの行為はインターネット上で波紋を広げ、SNSでは「クーニャは5回の優勝に関与していない」「塩貝の言ってる事合ってはいる」「クーニャはワールドカップ5回優勝してるんだっけ?」「ネイマールがやるならまだわかる。 クーニャは自分の格を理解したほうが良いな」「クーニャはその優勝の1つにでも何か貢献したのか?」「塩貝選手はそのままでいいからね 次のW杯までエースになればいい」「最後の優勝2002年だから今より昔の方が強いと思うのは妥当じゃないんか」などの声の他に、以下のような意見も。
「塩貝選手の発言に対するブラジル側の反応を伝えてくれています。サッカーの熱いやり取りを感じます」「王者のプライド ブラジル代表に対する思い さすが唸るしかない」「ブラジルはW杯5回優勝の実力者で、その星の誇りをかけて戦っていた」「5回優勝する国だからこそ負けれないプライドがあるんでしょ」「『5回優勝してるんだぞ』ってプライド見せるの最高」
16強入りを決めたブラジルの次戦は、決勝トーナメント1回戦コートジボワール(E組2位)対ノルウェー(I組2位)の勝者となる。