世界思想社編集部の見解は
今回の新刊を手がける世界思想社編集部は30日、J-CASTニュースの取材に、次のように経緯を説明した。
「本投稿は、著者と担当編集者との間における良好な信頼関係のもと、書籍の制作過程の一場面を読者の皆様と共有する趣旨で、著者ご本人のアカウントから投稿されたものです。なお、当該投稿には、第三者の個人情報や秘密情報が含まれるものではありません」
さまざまな意見や感想が寄せられることは「承知しております」としつつ、「原稿の品質に問題があったため多くの修正が入った」とする一部の指摘は事実と異なると否定する。三宅さんの原稿は「当初から高い完成度を備えて」いたと説明したうえで、次のように補足した。
「今回のゲラに見られるやり取りは、校正工程前の段階において、より良い書籍に仕上げるため担当編集者と著者が意見を交わしながら細部を磨き上げていた、通常の制作プロセスの一環です」
SNS上では、担当編集者が「気の毒」などとする投稿もみられた。だが編集部によれば、担当編集者は、三宅さんとの「建設的な共同作業の一場面」だと受け止めているという。三宅さんとのあいだで問題は起きておらず、刊行に向け「良好な連携のもと」で制作を進めているとした。
著者が出版前のゲラをSNS上で公開することに関しては、「書籍によっては、制作過程を読者の皆様と共有する取り組みには一定の意義があると考えております」。今回のゲラ投稿についても、「一定の意義」があると考えていたと明かした。
一方で、編集部は「公開範囲や表現方法によっては、意図とは異なる受け止め方をされる可能性があることを、今回改めて認識いたしました」とも述べた。今後は、より適切な情報発信と情報管理に努めるとしている。
ゲラの投稿ですが、担当編集さんと話し合った上で削除させていただきました(編集さんからそのような要請があったわけではなく、私からお伝えして、話し合ってそのようになった次第です)。
— 三宅香帆 (@m3_myk) June 29, 2026
まさかここまで大きな話題になるとは思わず、軽率な投稿をしてしまい、申し訳ありませんでした。…