2023年と26年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表に選出された、福岡ソフトバンクホークスの牧原大成選手が、26年7月2日に自身のXを更新。誹謗中傷に対する怒りを投稿した。「お前の母ちゃんナイフで刺した後お前も刺す」同投稿では、「粗大ゴミ」「消えてください」といった誹謗中傷を受けたことを明かし、「どんな気持ちで言ってるんですかね?」と怒りをあらわにした。そして、「こういうのは絶対許しません」と続けている。牧原選手は過去にも誹謗中傷に関する投稿をしており、24年8月には「こんだけ誹謗中傷の事が広がる世の中でまだそういったDM送ってくる人何なんですか?」と投稿。2025年9月には「え?お前の母ちゃんナイフで刺した後お前も刺すってメッセージ来たんですけど。最近多いなこんなメッセージ」とXに投稿している。選手への誹謗中傷は以前から問題視されている。日本プロ野球選手会は2025年10月、クライマックスシリーズおよび日本シリーズに出場する選手を守るため、SNS上の「誹謗中傷検出システム」を導入するなど、対策を講じてきた。しかし、こうした取り組みが進められているものの、今回の牧原選手の投稿を見る限りでは、状況が改善に向かっているとは言い難い。また、選手への誹謗中傷をめぐっては、横浜DeNAベイスターズの関根大気選手が2024年、SNS上で誹謗中傷を受けたとして、東京地裁が発信者情報開示を命じる仮処分を決定したことを自身のXで報告。その後、開示手続きや示談交渉を進め、示談が成立し、相手側から示談金の支払いを受けたことも明かしている。ただ、関根選手のように自ら法的措置に踏み切るケースはまだ多くない。球団やNPBには、選手を組織的に守る体制の構築が求められている。
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