名古屋・栄を拠点に活動するSKE48の中心メンバーのひとり、野村実代さん(23)が、デビュー10周年の節目にファースト写真集「美しい方程式」(KADOKAWA)を発売した。これまでグラビアの経験がなく「水着NG」を貫いてきた野村さんにとって、大きな転機だ。その一方で、野村さんが「絶対にかなえる夢」と言い切るのは、SKE48のセンターポジションに立つことだ。「自分がセンターになれば絶対に雰囲気も変わるし、『見つかる』自信がある」。写真集への思いと、グループの先頭を目指す覚悟を聞いた。(聞き手・構成:J-CASTニュース編集委員兼副編集長・工藤博司)「水着NG界隈」に「熱烈オファー」の編集者は「後にも先にも絶対現れない」―― そもそもの話なのですが、これまで野村さんのグラビアを拝見したことがなかったので、写真集発売は驚きました。野村: はい、一切NGでした。―― 5月1日のSHOWROOM配信では、オファーがあった時の驚きを「最初話聞いたとき、衝撃的だったもんね。この私に写真集のオファーをしてくる、そんな人いる?みたいな(笑)。水着NG界隈の私に?びっくりしました、とても」と話していました。これほどの固い決意を翻す形で今回の写真集が実現したわけですが、その気持ちの変化について聞かせてください。野村: 「水着NG界隈」、配信の私やばい(苦笑)。まずは、本当に驚きました。そこまで熱烈なオファーをくださる編集の方は後にも先にも絶対現れないと思うので、すごいチャンスだとも思いました。自分は水着NGだしどうしよう、とすごく考えました。でも、本当に信頼できるスタイリストさんがいると聞いていたので、「私の身体がきれいに見える水着じゃないと受けません」と、かなりわがままを言わせていただきました。フィッティングも何度も重ねて、本当に私の希望を聞いてくださったので、今回挑戦することができました。―― 最初から水着も含めて了承していたのですか。野村: 「肌見せ一切NGでもいいですか?」と聞いたら、それでも出したいと言ってくださっていました。だから、水着になるかどうかは自分次第だったんです。自分の中でいっぱい考えて、家族ともたくさん話しましたし、「実代がショックじゃない形で撮影できるならいいんじゃない?」と言ってもらえました。母は「写真集は出せるなら絶対出した方がいい」と喜んでくれました。悩みましたが、ちゃんと自分の中で落とし込んで決めました。―― ロケ地はタイ・プーケットでした。野村: 26年1月に3泊4日で撮影しました。パトンビーチがすごく印象に残っています。短パン姿だったのですが、それでも一番布が多いぐらいでした(笑)。周りの人たちは、ほぼスッポンポンで(笑)。とにかく暑く、もう布がないのが当たり前、みたいな感じでした。―― 撮影は順調でしたか。野村: ずっと晴れていました。めちゃくちゃ順調でしたね。―― 撮影でこだわったポイントはありますか。野村: 東京でも名古屋でも、がっつりフィッティングさせていただきました。例えば水着でも、ただの三角ビキニではなくて、ちょっと布が追加されていたり、少し特徴がある水着が理想形だったので、そこを目標しながら、お気に入りを選ばせていただきました。―― 先ほど、お気に入りのカットを見せていただきました。こだわりポイントを教えてください。野村: お見せしたのは全身が写っているカットですが、胸元が寂しくならないようにチョーカーを追加してもらったりしました。好きなポイントは腹筋です(笑)。ダイエットは「全くせずにいきました。ありのまま」SKE48の野村実代さん。グラビア撮影は初めてだ―― なるほど、腹筋......!事前にダイエットなど体づくりはしましたか?野村: 全くせずにいきました。ありのまま。いつ見られてもいい状態なので......。―― 所属チームの新公演「ずっと君を探している」(26年4月初演)リハーサル後のぶら下がり取材では、生クリームをそのまま食べていることを明かし、他のメンバーを驚かせていました。こういった点を含めて普段通りだったわけですね。野村: そうです。何も気にせずに、撮影前日にマスクメロンやラーメンを食べたりしました。毎日そうやって甘いものとかも食べて、何も気にせず生きてます。でも体質で太らなくて。すごく便利な体してます(笑)。―― さて、タイトル「美しい方程式」は秋元康さんが付けました。どう読み解けばいいでしょうか。野村: 最初は、自分の写真集に「美しい」という言葉を入れていいのか、ちょっと考えました。でもマネジャーさんと相談した時に、「美しい」という言葉は「すごく野村さんらしくて、パワーワードだと思うので、ぜひ入れた方がいい」と背中を押してもらえました。やっぱり秋元先生が、この写真集を見て少しでも「美しい」と思ってくれたんだろうな、とうれしく思い、選びました。―― 「方程式」についてはどうでしょうか。帯コメントにヒントがありそうですね。最初は、そのスタイルに目を奪われる。でも、知るほどに見えてくる。飾らない性格。夢に向かって進むまっすぐさ。そして気づけば、心も奪われる。この方程式は手強い。野村: 「方程式」、びっくりしましたね......!秋元先生はお見かけしたことがあるぐらいで、お話ししたこともないので、私のことをタイトルでどう表現してくださるのだろうと思っていました。私は見た目だけで評価されがちで、中身までたどり着かない方が多いのですが、帯コメントは、スタイルのその先のことも書いていただいていて、絶対に私のことを見ていただいていないと書けないような内容だと感じました。―― 「スタイル」「飾らない性格」「まっすぐさ」、このあたりの要素を解く連立方程式、ということなのかもしれないですね。野村: 秋元先生の中では、私はこの方程式なんだろうなと思いますね。過去の積み重ねがあったから今の私があって、この写真集に巡り会えているので、そういったことも含めて、この「方程式」という言葉が本当にぴったりで、(さまざまな要素が)回収されているなと思います。TikTokの発信強化で手応えお気に入りカットを披露する野村実代さん。「好きなポイントは腹筋」だそうだ―― 写真集は今回が「最初で最後」ですか。野村: 撮影を決めた時は「最初で最後」という気持ちで、今もあまり変わっていません。今回の撮影は、スタッフさんが私のこだわりや不安を受け止めてくださったからできたことなので、あまり分からない知らない環境で同じことができるかというと、まだ無理かなあと......。―― 写真集を出すことで可能性が広がったようにも思います。今後の目標などあれば教えてください。野村: はい。ずっと変わらないのがSKE48のセンターになりたい、ということです。これは絶対にかなえる夢。そこにたどり着くまでに自分がどう行動するか、どう動くかが本当に重要だと思っています。自分の場合、見た目、スタイルから好きになってくれる方がほとんどなので。外への発信は自分でも強化していきたいです。写真集もそうですし、あらゆるお仕事がチャンスだと思うので、そういうところをきちんとつかめる人でありたいです。毎日全力で走って活動していきます。この1年ほどはTokTokでの発信を強化しています。写真集をきっかけに、TikTokでも「いつもはTikTok見てるだけだったけど、初めて写真集手に取ってみようと思います」といった声を多くいただくようになり、手応えを感じています。(センターは)私のファンの方が一番待っていることだと思うので、夢はかなえないとやめられないなと......。―― なるほど、在籍中は「センターになりたい」と言い続ける、ということですね。野村: 言い続けます。絶対に。でも、そこは少し自信があって、自分がセンターになることによって絶対に(グループの)雰囲気も変わるし、絶対に「見つかる」自信があって......。本当に「今が旬だぞ」と思っています。―― いつもSKE48には新曲インタビューでもお世話になっていますが、いつかセンターとしてお話をうかがえることを楽しみにしています......!野村: お願いします!頑張ります。その日が来たら激アツです!野村実代さんプロフィールのむら・みよ 2003年生まれ、愛知県出身。16年に8期生としてSKE48に加入。28枚目シングル「あの頃の君を見つけた」(21年発売)で初選抜入り。ファッション誌「Ray」の企画で誕生した「Raygirl」としても活動。「KORE-SUKI!RADIO」(TOKAIRADIO)にレギュラー出演中。愛称は「みよまる」。
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