大阪が指定されるような基準の作り方をしている
杉尾議員:現状でもバックアップ機能として、例えば、立川、それから埼玉だったら、さいたま新都心、こういうところがすでに考えられていて、徐々に手が打たれているわけですね。
それからもう一つ、今度、防災庁ができて防災局ができますよね?防災局とこれ、どういう関係があるんですか?
とにかくそういった他の、国のレベルで進められている様々な施策と全く切り離す形で、この副首都だけ決める。しかも大阪を念頭に、これどう考えても大阪しか、手を挙げられるとこないですよ?
まあ福岡とか名古屋とか、それから札幌......いくつかのところも興味を示していますけれど、この基準を厳格に適用されようとしたら大阪しかない。だって大阪が指定されるような、そういう基準の作り方をしているから。こんな法律の出し方をして本当にいいんですか、ということです。
もう一つだけ聞きます。地方の自治体の負担リスクなんですけれど、これまでの答弁では「国と地方の適切な役割分担」と、こういった言い方しかしておりません。財政力は弱い自治体が手を挙げた場合は、地方自治体の財政にしわ寄せが及ぶと思いますが、この点はどういう風に考えているんでしょうか?
簗議員:実際に必要になる費用等については、指定された後に様々な検討がなされて、副首都整備方針の策定等、こういった過程の中で決まってくると風に思います。その中で政府においてこうした費用の分担についても、適切に議論をしていくと、我々提議者としては考えているところでございます。
杉尾議員:今、もう全く答えられてないですよね。
どういう議論をしてこの法案出したのか、私は本当に不思議でなりません。慎重かつ十分な議論を尽くした上で進めるべき課題なのに、あまりにも拙速と言わざるを得ない。異例の議員立法を原因として延長して、通すような、そういう法案ではありません。
不明な点があまりにも多くて、経済効果を期待するのは早計だという風に思います。災害時のバックアップ、経済成長、地方活性化など異なるミッションがごちゃ混ぜになっている。政治の都合で法案審議が急がされている、こうとしか言いようがない。
本法案は、私はこの時点では成立させるべきではないと思います。はっきり申し上げます。「顔を洗って出直してこい」と、こういうことだけを申し上げまして私の質問を終わります。ありがとうございました。