一度は「実現困難」も...永谷園「モコモコ」12年ぶり復活 500件超の要望、X「中の人」安堵「やっと応えられる」

復活の決め手は「お客様からの声」と「令和の今だからこそ」

   その後状況は一転し、26年に「モコモコ」は復活することに。これが報じられると、Xで大きな注目を集め、「マジかよ嬉しい!!!!!」「懐かしい...!! 美味しいんだよな」「やばいめっちゃうれしい」といった喜びの声が寄せられた。

   X担当者が一度は「近い将来で実現するのは難しい」とした「モコモコ」の復活は、どのようにして実現したのだろうか。永谷園の商品PR課担当者はJ-CASTニュースの取材に、経緯を次のように説明した。

「永谷園は1953年に創業し、今年で創業74年となります。この長い歴史の中で3000点以上の商品を世に送り出し、ロングセラー商品として残っている商品もありますが、残念ながら終売になった商品もたくさんあります。これらの商品は本当に『過去』なのか?現代・令和でも通用する商品が本当はあるのではないか?という視点で、モコモコに限らず再起を狙える商品の検討をしている中、『モコモコ』も候補に挙がり、今回、復活を遂げることができました」

   その決め手となったのは、再販への根強い要望と、令和の多様なニーズに合致している点にあるという。

「1つ目は『お客様からの声』です。終売後も絶えず再販を望むお声をいただいており、この10年で500件以上のお声を寄せていただいておりました。またSNSでも多数のお声や復元レシピを発信してくださるなど、終売後も愛され続けてきた商品である、という点です」
「2つ目として、『令和の今だからこそ』という点。復活の経緯にも繋がりますが、令和の生活環境変化は目まぐるしく、時短ニーズ、食育への関心の高まり、手ごろな価格帯への需要増加など、様々な点からみても『モコモコ』は、多様なニーズに応えられる商品だと自負しております」

   この担当者によると、再販を望む声の中には、味やモコモコ膨らむ楽しさに言及する声のほか、「子供の時の記憶やご家族との思い出などを添えてお声を寄せてくださるお客様が、とてもとても多」いことが印象的だという。「ステキな思い出と共に『モコモコ』がそこにあったのだと、胸が熱くなるメッセージをたくさんお寄せいただいております」とも明らかにした。

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