プロ野球ダイエーで最多勝のタイトルを獲得した武田一浩氏(61)が、2026年7月22日にユーチューブを更新し、左膝を炎症しているドジャース大谷翔平選手(32)について「打者に専念してもいい」との見解を示した。
「チーム状況が良いので、投げさせなくても勝てるというのがある」
今季、二刀流としてプレーしている大谷は、左膝炎症の影響で7月4日のパドレス戦以降、登板を回避している。
スポーツ紙の報道によると、大谷は12日に左膝の症状を緩和させる注射を打ったという。左膝炎症の影響で、出場が決まっていた14日(日本時間15日)のオールスター戦を欠場した。
左膝の状態が不安視される中、米メディアによると、大谷は23日に敵地で行われたフィリーズ戦前にブルペン入りし、変化球などを交えて31球を投げ込んだ。ブルペンに入ったのは2週間ぶりだという。
NHK野球解説者でもある武田氏は、ドジャースのチーム事情を踏まえ、大谷の現状に言及した。
「投げないということは、無理をさせたくない。チーム状況が良いので、投げさせなくても勝てるというのがあると思う。例えば、膝の痛みが治まる時がある。それがいつなのか。痛みが全然なくなった時に投げるのか。あと、膝は選手生命に関わるから慎重になっている。10年契約をしているし、いないと困るから」
そして、こう続けた。
「サイ・ヤング賞を取るかといったら、多分ちょっと無理」
「ケガが長引かないようにやった方が絶対にいい。9月にこのまま投げるのか、投げないのか分からないが、(ブレーク)スネルと(タイラー)グラスノーが帰ってくれば先発投手に余裕ができる。そうすると、投げなくても良いのではと思う」
先発の柱であるブレーク・スネル投手(33)と、タイラー・グラスノー投手(32)は現在、負傷者リスト入りしており、後半戦の復帰が期待される。チームは主力投手2人を欠く中で、ナ・リーグ西地区の首位を独走している。
武田氏は、「投げなくても良い」の理由を、次のように説明した。
「これからサイ・ヤング賞を取るかといったら、多分ちょっと無理だと感じる。(ジェーコブ)ミジオロウスキー(ブリュワーズ)が良いから。今の数字で追いつくのは、なかなか難しい。彼が故障しない限り、このまま投げ続けたら奪三振も多いし、数字で追いつけない印象。そうすると、無理に投げなくても良いのではないかと思う。打つ方に専念しても良いと思う」
大谷は今季、投手として14試合に登板し8勝2敗、防御率1.79を記録。打者としては、98試合に出場して打率.283、22本塁打、60打点をマークし、出塁率と長打率を合わせたOPSは.917となっている。