熊本県合志市のコンビニ前で、包丁を突き付ける容疑者と拳銃を構える警察官とのやりとりの動画が流れるなか、2026年7月25日放送の「プライムどようび」(BSフジ)はこのやりとりをめぐって発砲の是非をとりあげた。
「警告を何度もしている」発砲は適正と元警官
番組は視聴者が撮影したという動画を流す。事件が起きたのは7月22日夕方。コンビニ強盗の通報を受けて駆け付けた警察官と刃物を持った容疑者が対峙する。
「警察官が刃物を捨てろと言っていたが、なかなか言うことをきかないので3発ほど撃った後に盾でけん制しながら警棒で刃物を落としたんだと思う」という目撃者談を紹介した。
警察や消防署によると、容疑者の男は右肩と右太ももにケガを負ったという。警察は巡査部長が拳銃を何発撃ったのか詳しい状況を明らかにしておらず、発砲が適切だったかどうかは現在調査中としている。
今回の発砲について、元埼玉県捜査一課の佐々木成三さんは「適正な使用」とみている。佐々木さんは「今回は刃物を持っている人物において(警察官が)警告を何度もしている。凶器を持ったまま警察官に向かってきている状況を考えると、このまま放置してしまうと第三者や警察官に危害が加わってしまう。本当に事態が緊迫している状態だと思うので拳銃の使用は適正だったのではないかと思う」と話す。
報道記者「日本では警察官の銃使用は非常に厳格」
フジテレビ報道局次長の立石修さんは「日本はアメリカと違って警察官が銃を使用することに非常に厳格だ。目撃者の話を聞くと、警察官が何度も警告したにもかかわらず、それに従わず包丁をもっている。第三者にも被害が及ぶ恐れもある非常に緊迫した状況で、日本の場合は銃を使用した後に、警察が銃の使用が適切だったかどうか調査をするので、その内容がこれから出てきてその正当性がわかると思う」と話した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)