33歳が率いる米国の新興防衛企業、日本で試作ドローンを開発 なぜこれほど注目されているのか

VRグラスの会社を売り、巨大な財産を築く

   この会社はなぜ注目されているのか。MIT(マサチューセッツ工科大学)のCAMS(サイバーAIセキュリティーマネジメントコンソーシアム)副所長の藤末健三さんは「ラッキー氏はもともとVRのグラスを作っていた。それを当時のフェイスブックに売って巨大な財産を築いた。彼はシリコンバレーでは珍しくトランプ大統領を応援していたので、フェイスブックと仲が悪くなり、出ざるをなくなったところにトランプ氏などがサポートして会社をつくった」と解説する。

   では、なぜ33歳の若者が防衛産業に参入しようと思ったのか。藤末さんは「米国の西海岸と東海岸はカルチャーが違い、私がいた東海岸のMITは軍と近い。一方、西海岸に行くと、軍とは遠いという感じで、自由にビジネス活動をするという感覚だ。その西海岸でラッキー氏は国を守るために自分たちのテクノロジーを使うということで動き出した。何か地殻変動が起きているような感じがする」と話した。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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