韓国元セーブ王、大リーグ昇格は「以前よりはるかに険しい」米メディア指摘...異物使用疑惑で出場停止に「まずは球団の信頼を」

   大リーグのミネソタ・ツインズ専門メディア「Twins Daily」(ウェブ版)が2026年7月29日、ツインズ傘下3Aでプレーする韓国出身コ・ウソク投手(27)について、「大リーグへの道のりは、以前よりもはるかに険しくなった」との見解を示した。

  • コ・ウソク投手(球団インスタグラムより)
    コ・ウソク投手(球団インスタグラムより)
  • コ・ウソク投手(球団インスタグラムより)

「グラブに粘着物質が見つかり異物規定違反疑惑により退場」

   韓国プロ野球(KBO)リーグの元セーブ王のコは、23年オフにポスティングシステムを利用してサンディエゴ・パドレスに移籍した。韓国メディアによると、2年総額450万ドル(約6億3000万円)で契約したという。

   渡米してから2シーズンは、大リーグでの登板はなかった。マイナー暮らしが続く中、7月6日にミネソタ・ツインズに移籍し、8日に大リーグに昇格。10日に大リーグデビューを果たし、その後、3試合に登板するも結果を残せずマイナーに降格した。

   コは25日に行われた3Aの試合の7回に3番手として登場。米メディアによると、マウンドに上がる直前、審判によるグラブチェックが行われ、グラブに粘着物質が見つかり、異物規定違反疑惑により退場となった。コは1球も投じることなく、グラブは押収されたという。

   これにより、コは大リーグ機構(MLB)から10試合の出場停止処分を受けた。

   念願の大リーグデビューを果たしたものの、わずか4試合の登板でマイナーに降格した。早期大リーグ昇格を目指す中での出場停止処分。「Twins Daily」は、厳しい論調でコの今後について言及した。

「球団は、彼がまた1人の『復活の成功例』となることを期待」

   記事では「ツインズのブルペンは、シーズンを通して安定感を欠いており、つまり、コの出場停止処分が終了すれば、大リーグで再びチャンスを得る現実的な道はまだ残されている。しかし、その道のりは以前よりはるかに険しくなっている」とし、こう続けた。

   「大リーグのロースター入りを争う選手には、ミスを許される余地がほとんどなく、禁止されている異物使用による出場停止処分は、コが自身のパフォーマンスで証明しなければならない疑問を投げかけている。球団は、彼がまた1人の『復活の成功例』となることを期待していたが、まずは球団の信頼を取り戻さなければならない」

   コは米国に渡ってから、パドレス、マーリンズ、タイガース傘下のマイナー球団でプレーしてきた。3年目のシーズン半ばで、ようやくつかんだチャンスだったが、大リーグでは4試合に登板して防御率9.00と振るわなかった。

   韓国の元セーブ王の再昇格はあるのか。今後のパフォーマンスに注目が集まる。

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