プロ野球巨人の元ヘッドコーチ・元木大介氏(54)が、2026年7月26日に公開された野球解説者・槙原寛己氏(62)のユーチューブ動画に出演し、新生・巨人について「若い選手の肩の力が抜けた」との見解を示した。
「ミスする選手の立ち振る舞いを見て起こるのならば良いが...」
巨人は今季、阿部慎之助監督(47)体制でスタートを切った。ところが、阿部監督が家庭内のトラブルで5月26日に監督を辞任。同日のセ・パ交流戦から橋上秀樹監督代行(60)が、チームを指揮している。
新たなスタートとなったセ・パ交流戦では、10勝6敗2分けと、セ・リーグ球団で唯一、勝ち越した。
チームはこの勢いを持続し、オールスター戦前の前半戦を50勝40敗2分け、貯金「10」で終え、勝率(.556)で阪神と並びリーグ首位で折り返した。
原辰徳監督時代にヘッドコーチを務めた元木氏は、指導者としての自身の経験を踏まえ、「阿部監督は、監督として厳しかった部分はあると思う。それはそれでいいことでもあり、悪いことでもあったかもしれない」と前置きし、こう続けた。
「野球はミスをするスポーツ。ほとんどの選手が、7割以上、打てていない。ミスをする選手の立ち振る舞いを見て起こるのならば良いが、結果で怒っているのかなというのが、選手が三振した時にベンチを見てしまう。その辺は良くないなと思っていた」
「巨人生え抜きでない橋上さんは今、強く出ていない」
元木氏は、橋上氏が監督代行になってから、ベンチの雰囲気が変わったと指摘し、その理由について、次のように持論を展開した。
「橋上さんは(巨人の)生え抜きではない。橋上さんは今、強く出ていない。それで、若い選手の肩の力が抜けた。あの中(1軍)にいるメンバーは全員で戦わないといけない。『今日はベテラン行くぞ』とか言えるし、若手には『見とけよ』と言える。ケツを叩くことができる。それが今すごくいい流れが来ている」
橋上監督代行は現役時代、ヤクルト、日本ハム、阪神でプレー。引退後は、楽天でヘッドコーチを務め、西武、ヤクルト、巨人のコーチを歴任した。そして、24年オフに巨人のコーチに復帰。戦略コーチとして阿部監督を支えた。
橋上監督代行は、東京・安田学園高校出身で、同校出身の阿部前監督の先輩にあたる。