厚生労働省の中央最低賃金審議会は2026年7月28日、今年度の最低賃金の目安を昨年度から55円引き上げて、時給の全国平均を1176円とすることを決めた。各都道府県はこの目安を参考に改定額を決定し、10月から実施する。
この最低賃金は高いのか安いのか
はたして、この最低賃金は高いのか安いのか。タレントの杉村太蔵氏は「業種で差を付けたらいいのに」とユニークな提案をした。7月29日放送の「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)にコメンテーターとして出演し、桝田沙也香アナに「太蔵さんどうですか?」と聞かれてこう話した。
「最低賃金って、各都道府県ごとに出てくるじゃないですか。これ、もう少し細分化して、地域ごとプラスアルファで、業種ごと」も加味してはどうかというのだ。
最低賃金が都道府県ごとに決定されるのは、「地域によって物価や労働者の賃金等が異なることから」と厚労省は説明しているが、賃金は地域だけでなく職種でも大きく変わる。
「たとえば、おしゃれなカフェの時給と、いま本当に必要とされている介護現場の時給が同じっていうのも、ちょっとどうかなあと。なので、この業種に関しては人手不足が激しいから、ここはしっかり上げていかなきゃいけないよねという、そういった、もうちょっと攻めの最低賃金の設定のあり方というのを、これからやっていただいたらいいんじゃないかな」と杉村氏は提言した。
時給1176円で1日8時間、1か月20日働いて収入は19万円に届かない。目安の決定の仕方だけでなく、そもそもが低いか。
(シニアエディター 関口一喜)