日米協調介入による円安是正について2026年8月9日放送の「サンデージャポン」(TBS系)に出演した杉村太蔵さんは片山さつき財務相談話に注目、「円安は少しずつ是正されるのではないか」と熱弁をふるう。果たしてそうなるか。これまでと違い、ドル買い資金が豊富に用意できる番組は、通常の為替介入の例として、日本が単独で米国債を売却してドル資金を調達、そして円を買って介入するいわゆる円買い介入のケースを紹介した。杉村さんは「これからはちょっと変わる」と前置きして出したのが「FIMAレポファシリティー」という言葉。3日の片山財務相談話でも触れている言葉だが、どういうものなのか。杉村さんは「決定的な違いは、今までは日本政府単独でやっていたのを日米両政府で、この行き過ぎた円安を是正しましょうねということだ」と説明する。やり方としては、「日本は大量に米国債を持っている。早い話が多額の金をアメリカに貸している。この米国債を売ってしまうと、米国債の金利が上がって債券価格が下がる。これは同盟国アメリカとしても勘弁してくれよとなる。ところがFIMAレポファシリティーは、米国債を担保にFRBに預けて米ドルを調達してドルを売って円を買う。円を買うということは円安から円高になる。円高になったところで再びドルを買って担保を引き戻す。これがいいのは今までと違って弾がかなり豊富にある、担保に差し出すだけだから」と説明する。「市場関係者に対しては結構な圧になる」と杉村太蔵氏そして杉村さんは「一般の人にはなじみがないが、マーケット関係者からすると、日米両政府からのこれ以上の円安は許さんぞという強力なメッセージになっている。したがって円安が少しずつ是正されるのではないかと期待している」と話した。これは履行されたのかというスタジオからの質問に、杉村さんは「これからやるかもしれないと、3日の財務大臣談話の最後で触れている。これは市場関係者に対しては結構な圧になるというのが私の見方だ」と話す。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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