熊本大地震で避難者にカウントされない車中泊問題 先が見えないストレスをどう改善するか

   2026年8月10日放送の「Nスタ」(TBS)は熊本地震で避難生活に含まれない車中泊の問題を取り上げた。10日午後2時現在の人的被害は211人(死者39人)、住宅被害2万1815棟、避難6108人などとなっている。MCの井上貴博さんは「ちなみに避難として発表されている人数というのは、基本的に指定されている避難所に身を寄せている人たちのみの人数、つまり『車中泊』などは避難者数に含まれていない」と指摘した。

  • 熊本城にも大きな被害が出ている
    熊本城にも大きな被害が出ている
  • 車中泊は避難者数に含まれていないという(画像はイメージ)
    車中泊は避難者数に含まれていないという(画像はイメージ)
  • 熊本城にも大きな被害が出ている
  • 車中泊は避難者数に含まれていないという(画像はイメージ)

「先が見えないことがストレスになる」

   10年前の熊本地震で、県の調査では「車中泊の避難経験をした人が68.3%」というデータを伝える。井上さんは「被災された人、避難されている人のメンタルとの向き合い方。これから先が見えない状態でどういうことを考えて生活したらいいのか」と話す。

   スポーツ心理学者の田中ウルヴェ京さんは「先が見えないというのは私たち人間にとってとてもストレスになります。今日何をすればいいのかわからないというのは心の健康にとても良くない、私たちにとっては不快なものです」と話す。

「出来たことをチェックして、意識を違うところに向ける」

   ウルヴェさんは「大変な状況ですが、たとえば、今日1日のチェックリストをつくることで意識を違うところに向ける。今日はここの周りだけ掃除する、今日はこの人とお話をする。夜になって『今日、このことができた』と、できなかったことを数えるのではなく、できた小さいことをチェックすることは、意識を違うところに向けるという心の健康に大切です」と話す。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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