米メディア「カリフォルニアポスト」(ウェブ版)が2026年8月12日(日本時間)、ロサンゼルス・ドジャースに所属するブレーク・スネル投手(33)の復帰戦での投球を絶賛した。
6回84球、3安打10奪三振1失点の好投
ドジャースは12日、本拠地ドジャー・スタジアムでカンザスシティ・ロイヤルズと対戦し、スネルが5月10日以来となる今季2度目の先発マウンドに上がった。
不安視された初回は、先頭ニック・ロフティン内野手(27)を空振り三振に仕留めると、続く2番、3番打者も空振り三振。初回、3者連続三振の圧巻の投球で、完ぺきな立ち上がりを見せた。
3回まで無安打6奪三振と、ロイヤルズ打線に付け入るスキを与えなかった。1点リードの4回1死1、3塁のピンチで犠牲フライを許し、同点に追いつかれた。
5回はランナーを背負いながらも無失点で切り抜け、6回を三者凡退に抑えマウンドを降りた。この日は、6回84球、3安打10奪三振1失点(自責1)だった。チームは10回延長の末、5-4のサヨナラ勝ちを収めた。
今季は左肩のコンディション不良のため、開幕に間に合わず負傷者リストに入った。5月10日のアトランタ・ブレーブス戦で今季初先発するも、試合後に左肘の不調で戦線離脱。その後、左肘遊離体除去手術を受け、負傷者リスト入りしていた。
「失われた時間を取り戻すかのような投球」
チームは8月に入ってから不調で、この日の試合前まで2勝8敗だった。心強い左腕の復帰に、「カリフォルニアポスト」は、「ブレーク・スネル、ロイヤルズ戦で10奪三振を記録、ドジャースの先発ローテーションに圧倒的な復帰を果たした」とのタイトルで記事化した。
記事では「スネルは長期離脱からの復帰を果たし、6回1失点の好投を見せ、失われた時間を取り戻すかのように、シーズン終盤に向けて勢いをつけた」と指摘し、「84球という限られた投球数だったとはいえ、それは彼が2度のサイ・ヤング賞を受賞した才能を改めて強く印象づけるものだった」と絶賛した。
スネルは18年と23年に、年間最優秀投手に贈られるサイ・ヤング賞を受賞。24年にサンフランシスコ・ジャイアンツからフリーエージェント(FA)でドジャースに移籍した。
昨季は左肩痛の影響で、レギュラーシーズンは11試合の登板に留まった。成績は5勝4敗、防御率2.35だったが、ポストシーズンで存在感を見せ、ワールドシリーズではリリーフとしても登板し、チームのワールドシリーズ2連覇に貢献した。