三浦瑠麗氏、豪首相「性的言動」批判の「メロン」騒動を分析 別の首相なら「あの種のネタはやらない」

   オーストラリアのアルバニージー首相が、高市早苗首相から贈られたメロンをめぐって不適切な言動をしたとの批判が上がっている問題を受け、国際政治学者の三浦瑠麗氏が2026年8月13日にXを更新し、自身の見解を示した。

  • アルバニージー首相の言動が物議を醸した番組(Nikki OsborneのYouTubeチャンネルより)
    アルバニージー首相の言動が物議を醸した番組(Nikki OsborneのYouTubeチャンネルより)
  • 三浦瑠麗氏(2020年9月撮影)
    三浦瑠麗氏(2020年9月撮影)
  • アルバニージー首相の言動が物議を醸した番組(Nikki OsborneのYouTubeチャンネルより)
  • 三浦瑠麗氏(2020年9月撮影)

「おバカ番組に寄り添っておバカ発言をしてしまった」

   高市氏は26年5月の日豪首脳会談で、日本からオーストラリアに輸出されている静岡県産のクラウンメロンをアルバニージー首相に贈呈した。

   これに関し、アルバニージー首相が26年7月公開の配信番組で、胸の前で手を動かしながら「メロンを2個持ってきた」などと話し、「性的な言動で不適切だ」などの批判が出ている。

   この問題を受け、三浦瑠麗氏は8月13日、「まずはおバカ番組に寄り添っておバカ発言をしてしまった、くらいに見るのが妥当だと思う」とXで見解を示した。

   そのうえで、オーストラリアの世論における日本への信頼は高く、安全保障やエネルギーで「事実上の準同盟国」だと、三浦氏。「現政権も日本を極めて重要なパートナーと位置づけている」としつつも、「それで全部物事を片づけられるわけではない」と説明。次のように指摘した。

「豪州のリベラルと高市総理の間には、社会的価値観や歴史観を含め、かなりの隔たりがあることはたしか。そこの距離感は明確に今回のおバカ失言に寄与している。同じ女性首相でも、ニュージーランドのアーダーン元首相相手なら罷り間違ってもあの種のネタはやらない」

   また三浦氏は、液化天然ガス(LNG)を巡る緊張を日本はほとんど知らないとも。「西豪州では日本向けガス開発に対する左派・環境団体の反対運動が強く、現地でロビイングを繰り広げる日本企業も抗議の対象になっている」

   一方で、「WA(編注:西豪州)の労働党政権はむしろガス開発を支持。アルバニージー政権も、イラン危機を経て日本へのLNG供給をエネルギー安全保障上の重要課題と位置づけ、新規課税をめぐっては日本政府に近い立場を取った」と説明した。

   そして、三浦氏は「こういう豪州内の政治力学を日本人がほとんど知らない」ことや「豪州側にも、画一的な像で日本イメージを理解してしまうところがある」ことを問題点として挙げた。

   最後に、「準同盟国というなら、お互いもう少し相手の国内事情まで知っておいた方がいい。とりあえず外交に関しては、メロン二個よりきちんと中身を見ることか」とした。

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