「『あっぱれ!』あげたいです」...2026年8月13日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に東京大学大学院准教授の斎藤幸平さんが生出演、レギュラーの玉川徹さん(ジャーナリスト)もタジタジの名コメンテーターぶりだった。「アメリカに新しい流れが出てきて、トランプさんは結構焦っている」なにが「あっぱれ」なのか。この日の羽鳥パネルコーナーは、11月の中間選挙を前に、米国で民主社会主義を標榜する「急進左派」の民主党候補者の人気が広がっていると取り上げた。ミネソタ州、ミシガン州の予備選(上院)で党内穏健派を退け、ニューヨークでは急進左派の象徴といわれるマムダニ市長が支援した3人が勝利した。司会の羽鳥慎一アナが「こういう動きが出てきていますが、どうですか」と斎藤さんに振ると、待ってましたとばかりに「『あっぱれ』あげたいですね。ちょっと違う番組ですけど」とおどけ、「これはアメリカに新しい流れが出てきていて、トランプさんは結構焦っていると思うんですよね」と解説した。トランプ大統領は繰り返し「彼らは共産主義者だ」と罵っているのだが、斎藤さんは「今後は、たとえばワシントンDCであるとか、ロサンゼルスなんかも、DSA(アメリカ民主社会主義)の人たちが取るという予想が出てきていますね」と期待する。「米国急進左派の政策は、日本で実現、実現させようと思っている政策」玉川さんが「斎藤さんは社会主義の研究者だから」と言いかけると、「いや、私は(研究者でなく)社会主義者なんでね」と認め、「玉川さんもこの流れに乗ったほうがいいですよ。叩かれているんだから、左翼だと。いっそのこと一緒に...」と半ば本気で誘う。玉川さんは戸惑いながら、「僕をなんで左翼って叩くんだろうという感じがするんだけど」と納得できない様子だった。ただ、米国の急進左派が掲げている政策は、「国民皆保険」「教育の無償化」「交通・住宅などへの公的関与(補助)」「富裕層・大企業への増税」などで、玉川さんは「日本ですでに実現しているか、実現させようと思っている政策ですよ。これ社会主義なのかな」とまぜっかえし、だったら自分も含めて、日本中が急進左翼ということになっちゃうという顔で苦笑いした。(シニアエディター 関口一喜)
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