「自分が絶対的な正義」だと思っていないか
不祥事が相次ぐ特捜部の存在意義については、「複雑・困難な経済事件」など、「検察でなければ対応できない事件」もあるため、「一定程度」あるとした。
一方、人権意識が欠けているとの指摘には「本当に申し訳なく思っている」と陳謝。批判されている取り調べ方は「検察として容認・推奨しているわけではない」とも話した。ただ、検察官は人権を制約し得る強い権限を持つだけに、「それが自分の力であるかのように錯覚」したり、違法行為をした人を「説得して反省させたいとの思い」から行っていることだと推測しながらも、その結果として「自分が絶対的な正義」であるかのような意識を持ったりしてはならないとした。
「行き過ぎた正義感や責任感」が、傍から見て人権軽視や傲慢と受け取られる言動につながるとすれば、「本当に改めていかなければならない」とも述べた。権限は法律で与えられたものであり、「お預かりしているもの」だと全員が認識し、一つ一つの仕事で丁寧な姿勢を重ねることで理解を得たいとした。