「単に『融和的にやっていく』という話ではありません」
この投稿に対し、さまざまな意見や反論が寄せられ、鈴木氏が応答している。
プーチン大統領の訪問はロシア国内向けの政治的アピールであり、日本は過度に騒ぎ立てずに「融和的」な対応を維持しようと先述の投稿は訴えていたのか、などと尋ねる質問に対し、鈴木氏は「そうです。その通りです。だからこそ、領土問題の解決です」と回答。
これに対し、ロシアに融和的な対応をしても領土問題が解決する可能性はないのではないか、という指摘も寄せられた。
これに対しては、鈴木氏は次のように説明した。
「単に『融和的にやっていく』という話ではありません。今回の行動について、ロシア側に然るべき意思表示をする。それは日本政府として当然です。一方で、『強く非難すること』、『外交ルートを閉ざすこと』だけが、外交ではありませんし、あってはなりません」
北方領土問題の解決には、「最終的にはロシアとの交渉が必要」だと鈴木氏。「元島民の墓参など、待ったなしの人道的課題もあります」と補足し、最後に、「ロシア国内向けの政治的演出に日本国内まで過剰に反応し、結果として日本自身が外交の選択肢を狭める必要はない」と説明した。
また別の指摘では、今回の訪問を「見逃せ」と言っているのかという声も。鈴木氏は「見逃せ、などとは申しておりません。熱病的な煽りにのるのではなく、背景含めて分析することが必要だと申しています」と返信している。
鈴木氏の投稿は、一部の専門家からも注目を集めており、冷静に反応すれば「何をしても大して怒らない国」と映るのではないか、と懸念を示す指摘や、ロシアの政治的演出に乗らないことと日本政府の政策を検証・批判することは別ではないか、という指摘なども寄せられている。