2026年8月上旬、モバイルバッテリーのレンタルサービス「充レン」が公式Xアカウントを通じて、小田急電鉄の運営方針に伴い、同社の駅構内から撤去することになったと報告した。
一方で、モバイルバッテリーのレンタルサービス「CHARGESPOT」も公式サイトを通じて、小田急電鉄の駅に新規設置することが決定したと発表した。小田急電鉄はどのような理由で切り替えたのか。同社広報部は取材に対し、「利便性の観点」で判断したと説明した。
26年度中に全70駅への設置を目指す
CHARGESPOTを運営するINFORICH(東京都渋谷区)は8月5日、同サービスを小田急電鉄の駅構内に新規設置すると公式サイトで発表した。同年8月から設置を順次開始するとし、26年度中に全70駅への設置を目指すとしている。
今回は、空きスペースを活用した「券売機モデル」も採用するという。切符を購入したり改札を通過したりする「日常の動線上」で、気軽にモバイルバッテリーをレンタルできる環境を実現するとしている。
一方で、充レンを運営するJUREN(東京都港区)は7日、充レンの公式Xアカウントを通じて、「このたび小田急電鉄さまの運営方針に伴い、駅構内から設置機器を撤去することとなりました」と報告。小田急線の駅に設置し始めたのは21年のことだという。
「普及状況を踏まえたお客さまの利便性の観点」から判断
同社は、「充レンはサービス開始以来、製品に起因する発煙・発火事故は一度も発生しておりません。これまで多くの皆さまに安心してご利用いただけたことに、心より感謝申し上げます」とも記し、次のような感謝を小田急電鉄に対してつづった。
「小田急線の駅で皆さまのお役に立てなくなることは、私たちとしては寂しい限りですが、またいつか小田急線の駅で皆さまにお会いできる日を願っています。小田急電鉄さま、これまで本当にありがとうございました」
小田急電鉄が充レンからCHARGESPOTに変更した理由は何か。同社広報部は8月14日の取材に対し、「普及状況を踏まえたお客さまの利便性の観点を勘案して判断したもの」だと説明している。