プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(67)が、2026年8月15日にユーチューブを更新し、阪神のドラ1ルーキー立石正広選手(22)が1軍に定着できない理由について解説した。「立石は自分の弱点が露呈している。もうみんな分かりきっている」立石は、25年ドラフト会議で阪神から1位指名され入団した。今季は開幕を2軍で迎え、5月19日に1軍デビューした。デビュー直後は、打撃が絶好調だった。ところが、5月26日から開幕したセ・パ交流戦で打撃不振に陥り、6月17日に出場選手登を抹消された。その後、ファームでの調整を経て7月18日に1軍に昇格したが、打撃不振のため8月9日に2軍に降格した。今季はここまで打率.198、2本塁打、10打点。出塁率と長打率を合わせたOPSは.483となっている。立石の実力を高く評価している高木氏は「みんな期待は大きく、最初の活躍は非常に能力的なものを見せた」とし、次のように打撃不振の原因を分析した。「自分の弱点が露呈している。もうみんな分かりきっている。(投手は)困ったらそこにいけば抑えられる。それに伴ってチェンジアップを振ってくれる。簡単に抑えられるような弱点を持っている。彼のセンスがあれば、そこら辺を克服できる。みんなはそれを『早く』と求めるだろうが、立石は意外とのんびりしている。マイペースだと思う」創価大学出身の立石は、プロ入り前の評価が非常に高かった。ドラフト会議では、阪神、広島、日本ハムの3球団が競合し、抽選の結果、阪神が交渉権を獲得した。スポーツ紙の報道によると、契約金1億円、出来高5000万円、年俸1600万円で契約したという。「立石は代打の選手ではない。ある程度、4打席を与えながら」高木氏は、スタッフから「2軍から1軍に昇格したとき打席での改善、成長はあったか?」との質問に対し、「ほとんど改善はみられない」と指摘し、こう続けた。「慣れが必要。彼は代打の選手ではない。ある程度、4打席を与えながら。打ちだしたら、ドラフト1位の活躍をするだけのポテンシャルは持っている。4打席を与えるだけの余裕のあるチームだったらいい。でも、阪神は今年、優勝をしなくてはいけない。そこで育てる余裕は今のところない」現在チームはセ・リーグの首位に立っている。貯金「13」で、2位・巨人とは2ゲーム差だ。3位ヤクルトとは9.5ゲーム差あり、優勝争いは巨人との一騎打ちの様相を呈している。高木氏は立石の今後について、「代打の選手ではないので、ファームで実戦に慣らした方が、1軍に上げた時に使いやすい。ファームで結果が出ないと、1軍に上がっても結果は出ない」との見解を示した。
記事に戻る