引退間近「ドクターイエロー」停車のホームで非常ボタン 京都府警が若い男を逮捕、どんな目的で押したのか

容疑者は、写真を撮っておらず、すぐに立ち去る

   乗り鉄だという「平安急行」さん(@heian_ex)は、新幹線に乗ろうと当時ホームにいて、非常ボタンが押された現場に居合わせた。

   平安急行さんは8月2日、自らのXで状況を報告しており、ドクターイエローが停車した直後に最後尾付近でボタンが押されたという。駅員が放送で「押した方いますか?」と呼びかけたが、申し出はなく、JR東海が新幹線の上下線を止めて、ホームの下まで点検した。

   平安急行さんは、鉄道ファンが押した可能性もあるとしたが、「家族連れが多かったから子供が間違えて押したのかも」と推測していた。

   今回報道が出て、平安急行さんは20日、J-CASTニュースの取材に応じ、当時は、先頭と最後尾の付近にそれぞれ50人ぐらい集まっていたと説明した。大半は親子連れで、撮り鉄などの鉄道ファンは少なかったとした。ドクターイエローが到着する前は、柵沿いに鈴なりで駅員がマイクで「柵に寄りすぎないように」と注意していたという。非常ボタンが押されたのは、ホームに停車してからで、「直ちに緊急停車させる必要はないはず」だと指摘した。ただ、「ホーム上は親子連れで混雑しており、鉄道マニアが思うような写真が撮れそうになかった」とは述べていた。

   京都府警の捜査第1課は同日、取材に対し、防犯カメラを確認したところ、容疑者の男が写真を撮っている状況はなかったと答えた。男は、非常ボタンを押した後は、すぐにホームから立ち去っていた。

   JR東海からは、その2、3時間ほど後に、「非常停止ボタンを故意に押した人がいた」などと110番通報があった。同社がホーム付近を点検したり防犯カメラをチェックしたりする確認作業を行ってからだという。

   男がどんな目的だったのかなど動機面については、これからの捜査になるとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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