プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(67)が、2026年8月22日にユーチューブを更新し、日本ハムが今季、ソフトバンク戦で大きく負け越している原因を検証した。
ソフトバンクには4勝15敗1分けでカモに
今季、ソフトバンクとの対戦成績は4勝15敗1分けで、カモにされている。8月に入ってからは、6戦して2勝3敗1分けと、ここでも負け越している。
チームは23日時点で貯金「11」を維持しているが、リーグ3位。首位ソフトバンクに8.5ゲーム差、2位・西武とは3ゲーム差ある。
リーグ優勝へ向け着実に歩んでいるソフトバンク。日本ハムとの差はどこにあるか。高木氏は、昨季までソフトバンクでプレーしていた日本ハムのエース、有原航平投手(34)の対ソフトバンク戦を検証し、ソフトバンクの「強さ」を分析した。
「有原が投げた時、左バッターをズラリと並べた。(ソフトバンクは)有原を(日本ハムに)取られたが、やり返した。ああいうことをみていると、相当なデータを持っていると思う。伊藤大海(日本ハム)に対しても、右打者は正木(智也)と海野(隆司)だけ。あと全員左打者を並べている。スタメンに出してもいい左打者が並んでいるということは、それだけ選手層が厚い」
昨季、日本ハムは首位ソフトバンクと4.5ゲーム差の2位に甘んじた。新庄剛志監督(54)就任5年目の今季は、リーグ優勝をかかげてスターを切ったが、ライバルのソフトバンクに大きく負け越し、リーグ優勝は大きく遠のいている。
「小久保監督の頭は相当レベルが高いところを要求している」
高木氏は「今季、戦う前に『最大の敵は日本ハムだ』という、ミーティングをしたと思う」と切り出し、ソフトバンクの育成法に言及した。
「そのための対策を十分に練って、気持ちもそこに向けていた。この差は、今年1年で、それだけ簡単に済ませていいのか?意識を変える。数字を並べる。それだけでこの差が出るのは違う。教育の問題だと思う。1軍から4軍まで、徹底した管理での教育。その教育をされた選手が、スタメンで出場するから質が高い」
そして、「同じように戦っているが、小久保監督の頭は、相当レベルが高いところを要求している。新庄監督は日本ハムで5年目だが、(ソフトバンクは)その前からそういう教育をしている。5年間でそれができるかというと、なかなか難しい。その差が、いっぺんに出てきている」と指摘した。
今季はソフトバンクがこのまま突っ走るのか。ソフトバンクは、優勝マジックを「24」としている。